【男女別一覧も】厄年とは?本当はどんな意味がある?種類や数え方・厄払いについても解説

【男女別一覧も】厄年とは?本当の意味や種類・数え方・厄払い・やってはいけない事を紹介

目次

厄年を迎え、何となく不穏な気持ちになってしまう人も少なくありません。「厄」という言葉の意味通り、何か災いが起こるのではないかと心配してしまいますよね。

しかし、本来の厄年とは現代で持たれているイメージとは違う意味を持つ風習です。正しい厄年の意味を理解すれば、厄年に自分がどのように過ごすべきなのか見えてくることでしょう。

この記事では、厄年について詳しく紹介しています。ぜひ、厄年について知りたい人や厄年を迎える人は参考にしてみてください。

 

厄年とは?

厄除けとは

厄年とは、個人の年齢において忌み年・慎むべき年とされる年のことを言います。陰陽道が由来となっている説が有力であり、平安時代の書物にも厄年に関する記載が確認されている、日本の古い風習です。

科学的な根拠は特にありませんが、大きな病気をしやすい年齢、社会的な変化が置きやすい年齢に当てはまると言われており、現代でも多くの人が厄年を気にかけています。

 

厄年の種類

厄年の種類

厄年は3年間に渡り、注意すべき年として言い伝えられています。そのため、「前厄(まえやく)」「本厄(ほんやく)」「大厄(たいやく)」「後厄(あとやく)」の4つに分かれており、それぞれの意味が異なります。それぞれの違いについてもみていきましょう。

 

前厄

前厄とは、厄年の最初の年を指します。厄年のなかでも特に注意すべき年である「本厄」や「大厄」の前年にあたるため、注意深く過ごし厄に備える年と考えられています。一般的に、厄除けなどは前厄に行うことが多いです。

 

本厄

本厄は、厄年の中間の年にあたります。3年間の厄年のなかで、一番注意すべき年と考えられており、一般的に「厄年=本厄」という認識が広く持たれています。

 

大厄

大厄は、厄年のなかで最も注意すべき年とされ、男性なら42歳、女性なら33歳が大厄にあたります。身体、仕事、生活など、さまざまな事柄に対して注意深く過ごすべき年です。

地域によっては、厄年とは大厄のみを指すと考えているケースもあり、信仰している宗派などによっても厄年に対する考え方はさまざまです。

 

後厄

後厄とは、厄年の最後の年を指します。厄年が終わりを迎えることから「厄晴れ」と呼ばれることもあります。

 

厄年は数え年でみる

厄年は数え年で

厄年は、一般的に数え年でカウントするため、現代の年齢の数え方とはズレが生じることも少なくありません。

数え年とは、母の体内に宿った妊娠中を0歳とし、誕生した時が1歳になるという考え方です。昔は誕生日という考え方がなく、元旦に一斉に年をとるとされていたため生まれた時には1歳、初めて迎える元旦には2歳と数えられていました。

厄年は一般的に数え年でみます。そのため、「今年迎える年齢+1歳」を計算して、自分の数え年を確認してみてください。

 

女性の厄年とは

女性の厄年とは

女性の厄年は以下のとおりです。

前厄 本厄 後厄
18歳 19歳 20歳
32歳 33歳(大厄) 34歳
36歳 37歳 38歳
60歳 61歳 62歳

昔は、女性の平均出産年齢は10代半ばであった事から、最初の厄年は出産による環境の変化や体調・精神面での変化への注意喚起という説もあります。

その後、30代の頃には夫や子供に家督が譲られることから、社会的な変化を受けやすい年だった可能性が高いです。

現代においても女性は30代で結婚や出産など、身体的・社会的変化を受けやすく、厄年を鑑みて注意深く過ごす事がよいとされています。

 

男性の厄年とは

男性の厄年とは

男性の厄年は以下のとおりです。

前厄 本厄 後厄
24歳 25歳 26歳
41歳 42歳(大厄) 43歳
60歳 61歳 62歳

男性の厄年は女性に比べると少なく、60~62歳の厄年に関しては女性と同じです。

男性の場合、親から家督を譲り受ける年や子に譲る年代が厄年とされているという考え方もあり、社会生活の大きな変化に注意すべきと考えられています。

現代においても24~26歳の年には、今後のライフプランを正しく見直すことが重要とされていたり、41~43歳の年には健康チェックをするなど、厄年に合わせて慎ましく注意深く過ごすことの重要さが囁かれています。

 

令和6年(2024年)の厄年

令和6年(2024年)の厄年

続いては、令和6年(2024年)に厄年を迎える人の年齢や誕生年、干支などを分かりやすく紹介します。

〇男性の厄年

前厄 本厄 後厄
平成13年(2001年)生まれ
巳年
数え24歳
平成12年(2000年)生まれ
辰年
数え25歳
平成11年(1999年)生まれ
卯年
数え26歳
昭和59年(1984年)生まれ
子年
数え41歳
昭和58年(1983年)生まれ
亥年
数え42歳(大厄)
昭和57年(1982年)生まれ
戌年
数え43歳
昭和40年(1965年)生まれ
巳年
数え60歳
昭和39年(1964年)生まれ
辰年
数え61歳
昭和38年(1963年)生まれ
卯年
数え62歳

 

〇女性の厄年

前厄 本厄 後厄
平成19年(2007年)生まれ
亥年
数え18歳
平成18年(2006年)生まれ
戌年
数え19歳
平成17年(2005年)生まれ
酉年
数え20歳
平成5年(1993年)生まれ
酉年
数え32歳
平成4年(1992年)生まれ
申年
数え33歳(大厄)
平成3年(1991年)生まれ
羊年
数え34歳
平成元年(1989年)生まれ
巳年
数え36歳
昭和63年(1988年)生まれ
辰年
数え37歳
昭和62年(1987年)生まれ
卯年
数え38歳
昭和40年(1965年)生まれ
巳年
数え60歳
昭和39年(1964年)生まれ
辰年
数え61歳
昭和38年(1963年)生まれ
卯年
数え62歳

 

令和7年(2025年)の厄年

令和7年(2025年)の厄年

合わせて、令和7年(2025年)に厄年を迎える人の誕生年や干支もご紹介します。

〇男性の厄年

前厄 本厄 後厄
平成14年(2002年)生まれ
午年
数え24歳
平成13年(2001年)生まれ
巳年
数え25歳
平成12年(2000年)生まれ
辰年
数え26歳
昭和60年(1985年)生まれ
丑年
数え41歳
昭和59年(1984年)生まれ
子年
数え42歳(大厄)
昭和58年(1983年)生まれ
亥年
数え43歳
昭和41年(1966年)生まれ
午年
数え60歳
昭和40年(1965年)生まれ
巳年
数え61歳
昭和39年(1964年)生まれ
辰年
数え62歳

 

〇女性の厄年

前厄 本厄 後厄
平成20年(2008年)生まれ
子年
数え18歳
平成19年(2007年)生まれ
亥年
数え19歳
平成18年(2006年)生まれ
戌年
数え20歳
平成6年(1994年)生まれ
亥年
数え32歳
平成5年(1993年)生まれ
酉年
数え33歳(大厄)
平成4年(1992年)生まれ
申年
数え34歳
平成2年(1990年)生まれ
午年
数え36歳
平成元年(1989年)生まれ
巳年
数え37歳
昭和63年(1988年)生まれ
辰年
数え38歳
昭和41年(1966年)生まれ
午年
数え60歳
昭和40年(1965年)生まれ
巳年
数え61歳
昭和39年(1964年)生まれ
辰年
数え62歳

 

 

厄年にやってはいけない事はある?

厄年にやってはいけない事

厄年には人生の転機となる大きな決断はしない方がよい、という話を聞いた事があるのではないでしょうか?これは、半分間違いで半分正解です。

厄年には、身体的、精神的、社会的な変化が起こりやすいと考えられています。そのため、大きな決断をする際には、「充分な注意を払う」のがよいです。

厄年だからしてはいけない訳ではなく、厄年だからこそ今後の変化を見定め、慎重に検討するべきだという考えを持つのが望ましいことでしょう。

起業、結婚、新築、引っ越し、転職なども同様の理由で、厄年だからといって避けるのではなく、慎重に判断するのがおすすめです。

 

厄払いとは

厄払いとは

厄払いとは、厄年を迎える人が自身の厄を払うためにお祓いをしたり、身を清めたりすることを言います。

主に、心身や身の回りの大きな変化に注意喚起をする意味で知られている厄年ですが、言葉の通り「厄災をもたらす年」とされることもあります。自分の身に降りかかる厄災を払うため、厄年に厄払いをする習わしがあるのです。

 

厄払いはいつ受ける?

厄払いは、主に厄年を迎える年の元旦から節分までに行うのがよいとされています。一般的には、前厄の年や本厄の年のみ厄払いをする人が多い傾向にありますが、後厄で厄払いをしても構いません。なかには。3年間毎年厄払いをするという人もいます。

 

厄払いにかかる費用は?

厄払いにかかる費用は、神社などへの祈祷料が必要です。一般的には3,000~10,000円が相場と言われています。ただし、神社によっては祈祷とお守りがセットになっている分、祈祷料が高いことなどもあるため、事前に問い合わせておくのがよいでしょう。

 

厄払いの際の服装は?

厄払いの際は、普段着で構いません。しかし、あまりにカジュアル過ぎる装いは神社で祈祷を受ける服装として相応しくないでしょう。ダメージデニムやサンダルなどは控えた方が無難です。

 

厄年は地域によって違う意味を持つこともある

厄年は地域によって違う意味

地域や信仰によって、厄年に全く違った意味を持つケースもあります。

ある地域では、厄年を「ハレ年」として、祭事における主要な役割を果たせる年齢と考えることがあります。成熟し、神様にお仕えする信仰行事を任せられる年齢になったとして、地域で厄年の男性を中心に祭事を行うのです。

厄年は何も悪いイメージばかりではないという事も、頭の片隅においておくのがよいでしょう。

 

厄年について正しい知識を得よう

厄年は、悪い事が起こる年ではなく、心身や環境の変化に備えるべき年だという事がお分かりいただけたでしょうか?名前のイメージからついつい厄災を招くような印象を持たれがちですが、その意味をしっかりと知れば厄年の過ごし方も変わってくることでしょう。

厄年には、厄落としのため神社などで厄払いをしてもらうのもよいですが、何となく大層な気がして躊躇してしまっているという声も時折聞かれます。そんな時には、お守りを持っているだけでも問題ありません。要は、厄年を無闇に怖がることのないよう心の拠り所があればよいのです。

日本では古くから、長いものには長寿の力があると考えられ、厄除けとして身に着けられていました。また、厄除けには七色のものなども選ばれており、光を鮮やかに反射させて輝くパールネックレスやパールペンダントは厄除けにぴったりです。

大人の女性の品格を纏いつつ、日常的に身に着けられる厄除けのお守りとして、パールネックレスやパールペンダントを身に着けてみてはいかがでしょうか。ERIS VELINA(エリスヴェリーナ)では厳選したパールジュエリーを取り扱っております。

自分自身や大切な人の無病息災を願う、厄除けのお守りとしてのパールジュエリーをお求めの方は、ぜひ当店にご相談くださいませ。パールジュエリー選びのお手伝いをさせていただきます。

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