人生のうちに数回やってくる厄年。厄年を迎えたら、神社やお寺でのお祓いと合わせて、自分だけの大切なお守りを身につけて厄払いをしたいと思う女性も多いですよね?
「厄年は何歳で迎え、どのような変化がある頃なのでしょうか?」
「厄除けには、どのようなお守りを選ぶとよいのでしょうか?」
この記事では、女性が厄年を迎える年齢と、厄除けのお守りとしての一粒パールネックレスの魅力をご紹介します。
さまざまな目的でパールネックレスを贈る際のポイントについては以下の記事でも詳しく紹介しています。
パールネックレスを贈るポイントについて知りたい方は、合わせて以下のページもチェックしてみてください。
▶︎大切な彼女や娘、妻、母に贈るパールネックレスのプレゼント|真珠を贈る意味から選び方まで紹介
目次
【男女別】令和8年(2026年)版 厄年一覧表

厄年は男性と女性、それぞれに異なる年代で迎えます。最初に、男女別に令和8年度版の厄年を一覧で紹介します。
自分が厄年を迎えるのかどうか、生まれ年を参考にチェックしてみてください。
男性の厄年

男性の厄年は以下のとおりです。
- 前厄…24歳、41歳、60歳
- 本厄…25歳、59歳、61歳
- 後厄…26歳、43歳、62歳
昭和41年生まれ、令和7年に数え年で60歳を迎える方は慶事である還暦とも重なっています。
厄年と還暦(慶事)の関係については記事の後半で紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
女性の厄年

女性の厄年は以下のとおりです。
- 前厄…18歳、32歳、36歳、60歳
- 本厄…19歳、33歳、37歳、61歳
- 後厄…20歳、34歳、38歳、62歳
男性に比べると若い年代に厄年が集中しており、厄年の数が多いのが特徴です。
八方塞って何?厄年とは違う?

八方塞(はっぽうふさがり)とは、九星術に基づいた厄年の考え方です。自分の生まれ年の星回りが悪く、他の方位すべてが塞がれている状態を指します。
厄年と違って男女共通ですが、九星術においては大凶方位とされているため、厄年と同じく厄落としをした方がよいと言われています。
厄年の意味や由来

自分が厄年がどうか分かったところで、改めて厄年がどういったものなのかおさらいしていきましょう。
厄年とは
厄年とは、人の一生のなかで厄災が降りかかりやすい年代を表したものです。科学的な根拠はありませんが、日本では古くから厄年には悪いことが起こりやすいと信じられてきました。
厄年の由来
厄年の考え方は陰陽道が由来となっている説が有力です。その歴史は平安時代にまでさかのぼり、現代でも古くから伝わる風習として多くの人に知られています。
前厄・本厄・後厄の違い
厄年には「前厄」「本厄」「後厄」と呼ばれる3種類があります。それぞれの意味についても見ていきましょう。
前厄
厄年の前年を前厄(ぜんやく)といいます。本厄に備えて心身を整え、本厄で降りかかる災いを跳ねのけられるよう準備する年と考えられている年です。
本厄
本厄とは、厄年のなかでも最も悪いことが起こりやすい年と言われています。心身共に不調が出やすく、その影響で物事に対しても良くない影響が加わることに注意が必要です。
後厄
厄年の次の年を後厄(あとやく)といいます。本厄で起きた災いが徐々に薄れてゆき、日常を取り戻す準備をする年と考えられています。
女性の厄年の年齢は?どのような変化がある年?

女性の厄年の年齢は、数えで13歳、19歳、33歳、37歳、61歳の年です。女性は就職や結婚、出産など、ライフステージの変化に合わせて周囲の環境や人間関係が次々と変わっていきます。厄年にあたる年齢はそれぞれどのような変化がある頃なのか見ていきましょう。
女性の厄年の数えかたと考えかた
厄年にあたる年齢の年を本厄と呼び、その前の年を前厄、後ろの年を後厄と呼びます。一般的な満での年齢の数え方ではなく、数え年での数え方(生まれた年を1歳として、その後は新年1月1日を迎えるたびにひとつずつ年をとるという考え方)をします。
本厄をはさむ3年間は環境面や健康面で変化が起きやすく、大切な時期を穏やかに過ごすために注意を払うべき時期と考えられています。
13歳・生まれ干支が一周する年
13歳は生まれ干支が一周する年で、子どもの厄年と言われます。子どもから大人への一歩を踏み出す儀式のなごりである十三参りといった風習が続いているように、今でも13歳というのは、子どもの健やかな成長を願う大切な時期とされています。
小学生から中学生になり、女の子の心身の調子も変化しやすい頃です。私も自分自身の十三参りの頃を思い出すと、6年間慣れ親しんだ小学校を離れて進学する寂しさや、新しい環境に馴染めるかの不安を感じたものです。
19歳・大人の社会に足を踏み入れる年
19歳は高校を卒業し進学する頃です。社会人として大人の仲間入りをする人もいるでしょう。
まだまだ若く、健康面で特別に注意しなくてはならないことは少ない年齢ですが、進学や就職といった環境面での変化が大きく、また恋愛などで感情の起伏も大きくなる頃です。「19」にかけて「重苦」の年とも呼ばれます。
33歳・代表的な厄年(大厄)
女性の厄年の中では最も有名な年で、大厄とも呼ばれます。神社やお寺でお祓いを受ける女性も多くいます。
自分自身の結婚や出産だけでなく、親戚の冠婚葬祭の機会が増えるなど、身の回りにも変化の起こりやすい時期です。筆者である私もこの大厄の頃に、親戚が亡くなったりと落ち着かない時間を過ごしました。
37歳・社会での役割が増える年
30代の女性は厄年が6年もあります。2回目の厄年は37歳にあたる年です。家庭や地域での役割が増えることで行動範囲が広がり、思いがけない出来事に遭遇することもあるでしょう。仕事をしている人は地位が変わることで責任も大きくなり、ストレスがかかることもあるかもしれません。
61歳・還暦とも重なる年
61歳は男性の厄年のひとつですが、宗派や地域によっては女性の厄年ともされています。還暦を迎え、子育てや仕事もひと段落し、第二の人生が始まる頃です。
60代といってもまだまだ若く元気な人が多いので、老いをイメージさせる赤いちゃんちゃんこではなく、還暦のお祝いと厄払いの気持ちをこめて家族がプレゼントを贈ることも多くあります。
大切なことは必要以上に不安にならないこと
厄年と聞くと「大きな災いがふりかかる」「とてもよくないことが起こる」など不安に思うこともあるかもしれませんが、「災厄が必ず起こる年」ではありません。
あくまで「身を置く環境に変化が起こりやすく、それにより思いがけないトラブルが起こったり心身に不調をきたすこともあるから、いつも以上に気を付けよう」という心持ちで日々を過ごすことが大切です。
厄年を迎えるにあたり、大切なお守りを持つことで、いつでも前向きな気持ちを思い出すことができるはずです。
厄年にした方がよい事・しない方がよい事

いざ、厄年を迎えるとなると何に気を付けて過ごすのか考えてしまいますよね。続いては、厄年にした方がよい事やしない方がよい事を紹介します。
これらは全て「絶対」という訳ではありません。しかし、できるならした方がいいし、翌年以降に伸ばせるものなのであればわざわざ厄年にする必要はない、と捉えておくのがよいでしょう。
厄年にした方がよい事
厄年にした方がよいことには以下のような事柄があります。
厄払い
厄払いとは、すでに起こっている悪い事を取り除くための儀式です。神社で行われ、祈祷してもらうことで今自分に降りかかっている災いを払ってもらえると信じられています。
出産
厄年の考え方では、子供を産み落とすことで災いを払い落とすことができると信じられています。地域によっては「男の子を産むと厄落としになる」といわれていることもあり、地域ごとにさまざまな考え方があります。
厄年にしない方がよい事
厄年にしない方がよいことには以下のような事柄があります。
- 結婚
- 引っ越し
- 起業
- 転職など
厄年は、年齢的にも心身にさまざまな不調が現れやすい年です。そのため、人生のなかでも特に大きな出来事は厄年を避けた方がよいと言われています。
上記の事柄を検討している際、厄年が明けてからでも差支えないものであれば、延期するのもひとつの手段ですね。
厄払いは行った方がいい?お参りの基本

厄年と言えば、神社で厄払いをしてもらうことをイメージする人も多いでしょう。続いては、厄払いの時期や服装など、厄払いを検討する際の基本を紹介します。
厄払いする時期
厄払いは、基本的に本厄の年に行うのがよいとされています。元旦(1月1日)から節分(2月2日)までに行うのがよいでしょう。
神社に問い合わせてみれば、厄払いの儀式を受けることができるケースも多いです。近隣の神社や観光がてら人気の神社などに足を運んでみるのもおすすめです。
厄払いの際の服装
厄払いの際の服装に決まりはありませんが、カジュアル過ぎる服装は避けた方がよいでしょう。
女性の場合は、落ち着いた膝が隠れる丈のワンピースや軽くジャケットを羽織るなど、セミフォーマルな装いがおすすめです。男性の場合、スーツで行く人も多く、チノパンやジャケットでも問題ないケースが多いでしょう。
また、神社によっては公式ホームページなどで服装の例などを挙げているケースもあるのでチェックしてみてください。
神社によっては履物を脱いで境内の中に入ることもあります。裸足は失礼にあたることがあるため、ストッキングや靴下などを必ず着用するようにしましょう。
厄払いに持っていくもの
厄払いの際には以下の持ち物を用意しましょう。
- 初穂料(玉串料)
- お札などを持ち帰れる鞄
厄払いの際には、神社によって定められている初穂料の持参を忘れないようにしましょう。初穂料は神社ごとに決められていることが多いため、事前に問い合わせておくのがおすすめです。
また、厄払いの後はお札などを受け取るケースが多いでしょう。丁寧に持ち帰れるよう、鞄を持参することを忘れないようにしましょう。
女性の厄年に最適なお守りの選びかた

厄除けのお守りには、長いもの、身につけられるもの、七色に輝くものがよいとされています。それぞれには意味があり、厄年を迎える女性の身を守ってくれるよう願いが込められています。
長いもの
長いものは「命が長らえる」と言われ、長寿を願う気持ちが込められています。現代でこそ長寿の国となった日本ですが、ほんの数十年前の戦前の頃の女性の平均寿命は50年を下回っていました。
厄除けの考え方は古来より伝わるものなので、それより前の時代を生きていた人々であれば、なおさら健康で長生きしたいというのは共通の願いのひとつであったことでしょう。
和服が着られていた時代は帯などが長いものとして代表的なお守りとなっていましたが、現在ではマフラーやスカーフ、ネックレスなどが主流です。
うろこの模様があるもの
うろこのような模様があるものは、古くから厄除けのお守りとして親しまれています。うろこ模様には神様の力が宿ると信じられており、厄から身を守ってくれる効果があるといわれているのです。
本物の鱗のような模様にかぎらず、三角形を連続して並べることでうろこ模様にしているものなどもあります。
身につけられるもの
厄除けには身につけられるものが向いています。自分を守ってくれる存在としていつでも身につけられ、大切に扱えるものを選びましょう。
せっかく神社などで厄除けのご祈祷をしてお守りを授けてもらっても、棚の奥にしまいこんで日の目を見ないまま長い時間が経ってしまったり、どこにしまったかわからなくなってしまったなどということになってはお守りの意味がありません。
いつも自分の近い場所に置き、感謝の気持ちをもってお手入れをすることでこそ、厄除けとして大切な存在になるものです。
七色に輝くもの
光沢のあるものや虹色の輝きを放つものは縁起が良いとされています。特に七色に輝くものは七福神や七難を逃れるなどの由来を持ち、厄除けのお守りとして選ばれています。光のあたり具合によって様々な美しい色に輝く真珠はまさに女性の厄除けのお守りとしてぴったりです。
女性の厄除けに最適な一粒パールのネックレス

真珠のネックレスというと冠婚葬祭などで身に着けるためのフォーマルなジュエリーというイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし、一粒パールのネックレスなら日常生活の中で使用できるシーンが多く、厄年をともに過ごすジュエリーに最適です。
真珠は女性のお守り
真珠は母貝の中で時間をかけて美しく育つことから、女性を守ってくれるお守りとされています。石言葉には「純粋・健康・長寿・富」を持ち、邪気を払って持ち主を守護する力を持つと言われるパワーストーンでもあります。厄年を迎える女性が身に着けるお守りとしてとても心強い宝石です。
また真珠は婚約指輪にあしらわれたり、出産のお守りとして贈られたりなど、家族愛を象徴する宝石でもあります。一粒パールは、自分自身の厄除けだけでなく、身近な大切な人への厄除けとしても人気です。
年齢を問わず身につけられる
一粒パールネックレスの魅力のひとつが年齢を問わず身に着けられるというところです。若いうちは定番のホワイト系のパールネックレスで明るく、年を重ねてからはグレーパールや黒蝶真珠で落ち着いた雰囲気に、など年を重ねる中でその時々の自分に合うものを身に着ける喜びがあります。
神社のお守りは返納しなくてはなりませんが、一粒パールネックレスは厄年があけても使い続けることができます。身を守ってくれたことに感謝して大切に使い続ければ、身につける人にとって唯一無二のジュエリーになるはずです。
若い女性から年配の方まで厄除けに贈りたいパールネックレス。選び方や贈る際のポイントについては以下の記事でも紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
娘に贈りたい方はこちら▶【女性のフォーマル】娘にパールネックレスはいつ贈る?アコヤ真珠の特徴から着用シーンまで解説
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ファッションや場所を選ばない
一粒パールネックレスは合わせる服を選びません。カジュアルなファッションにも合わせやすく、普段の何気ない装いも上品に見せてくれます。また美しくも控えめな真珠の輝きは、仕事や子どもの学校行事、親戚づきあいなど様々なシーンで身につけることができます。
お守りとして普段から身につけられるアクセサリーを選ぶときには、どのような服にも合わせやすく主張しすぎないというのは大切なポイントのひとつです。
将来、子どもに譲ることができる
品質のよい本物の真珠は、巻きが厚くしっかりしているため長く使うことができます。厄除けとして自分を守ってくれていたお守りを大切に扱って将来こどもに譲り、今度は我が子を守ってもらうというのも素敵です。
真珠のお手入れは難しいと思われがちですが、身に着けたあとに乾いた清潔な布で優しく汗や皮脂をふき取るだけで十分長い期間身に着けることができます。母親を守ってくれた美しい真珠を譲り受けるというのは、子どもにとっても最高の愛情のプレゼントになることでしょう。
出産祝いに贈られた真珠をそのまま子どもに譲る人もいます。生まれた時から母や子を守り続けてきた真珠を、今度は子どもに贈るのは感慨深いですよね。
出産祝いや安産祈願として贈るパールネックレスについては、以下の記事でも紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
▶安産祈願・出産祝い・プッシュギフトにおすすめ!「一粒パール」はいつ、どのように贈る?
一粒パールネックレスを厄除けのお守りにして穏やかな日々を

厄年は思いがけない災難に見舞われるなどとも言われますが、必要以上に不安になるのではなく、いつも以上に自分や周りを労わる時期ととらえて前向きに過ごすことが大切です。
デコルテで優しく輝く一粒パールネックレスをお守りに、改めて日々の健康のありがたさに感謝したり、毎日頑張っている自分を労わりながら心穏やかに厄年を過ごしましょう。
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