冠婚葬祭のパールネックレスの長さや大きさ、2023年の真珠相場、おすすめパールブランドも紹介

冠婚葬祭のパールネックレスの長さや大きさ、2023年の真珠相場、おすすめパールブランドも紹介

目次

冠婚葬祭に欠かせないジュエリーであるパールネックレス。結婚式やお葬式の場では多くの女性が身に着けるパールネックレスですが、そもそもなぜ冠婚葬祭にパールネックレスが必須なのか、理由を知らないという方もおられるのではないでしょうか。また、今後の冠婚葬祭に備えてパールネックレスの購入を考えているものの、「そもそもどこで買えばいい?」「相場はいくらくらいなの?」など、分からないこともたくさんありますよね。

この記事では、冠婚葬祭にパールネックレスが必要な理由や、冠婚葬祭の場で身に着けるパールネックレスの長さや大きさ、色について紹介します。あわせて、冠婚葬祭に用いるパールネックレスの相場やおすすめのブランドについても詳しく解説します。すでにお持ちの方はもちろん、これからパールネックレスの購入を考えている方はぜひご一読ください。

 

冠婚葬祭にパールネックレスがふさわしい理由

冠婚葬祭にパールネックレスが最適な理由

結婚式やお葬式の場では、多くの方が着用するパールネックレス。成人式のお祝いや、お墓参りをする時のアクセサリーとしても重宝されています。こうした冠婚葬祭の場にパールネックレスが定着したのは、パールネックレスがフォーマルの場で心を表すアクセサリーとされているからです。真珠は涙の象徴ともされている宝石です。結婚式や成人式などの慶事では喜びの涙を、お葬式などの弔事では悲しみの涙を表します。

また、色とりどりで煌びやかな宝石があしらわれた自己主張の強いジュエリーでは、結婚式なら花嫁に、お葬式なら故人に対して失礼にあたります。その点、真珠の美しくも優しい輝きは、冠婚葬祭に関わるすべての人へ礼節を尽くすにふさわしいといえます。このような理由から、冠婚葬祭のアクセサリーとしてパールネックレスが定着しました。

 

冠婚葬祭でのパールネックレスの選び方

冠婚葬祭でのパールネックレスの選び方

冠婚葬祭に最適なパールネックレスですが、参列する席に応じてネックレスの長さやパールの大きさ、色に注意する必要があります。ここからは、結婚式とお葬式、それぞれの場に合わせたパールネックレスの長さや大きさ、色について解説します。

 

結婚式のパールネックレス

結婚式は、新郎新婦の門出をお祝いするおめでたい席です。ゲストがパールネックレスを着用する際は、主役である花嫁よりも目立たないように注意しましょう。

長さ

パールネックレスを結婚式で着用する場合は、長さを短くしてフォーマルに装いましょう。40cmから45cmほどの鎖骨に沿う長さにしておくと、デコルテを美しく魅せることができます。また、ネックレスが首に固定されて動きが減るため、スマートな雰囲気になります。なお、ゲストの立場なら胸元にかかる程度の50cmから60cmほどの長さでも問題ありません。ロングタイプのネックレスを二連、三連にアレンジするのもおすすめです。

大きさ

ネックレスのパール一粒の大きさは、体型に合ったサイズを選ぶのがベターです。できるだけ失礼のないようにしたいという場合は、アコヤ真珠やグレーパールなら7-8mm程度、黒蝶真珠なら10mm程度のものを選びましょう。

結婚式でパールネックレスを身に着ける際は、パールの色にも注意が必要です。結婚式などの慶事には、アコヤ真珠などの白い一連のパールネックレスがおすすめです。ブラックパールの一連のネックレスは、お葬式を連想する方もいるため、控えたほうが無難でしょう。なお、一粒パールのネックレスなら色を気にせず着用が可能です。白やゴールド、ブラックの一粒パールで衿元を美しく魅せましょう。

詳しくは▶︎結婚式のパールネックレスの着用マナーを解説!花嫁・母・ゲストの立場別おすすめネックレスも紹介

 

お葬式のパールネックレス

お悔やみの場で身に着けるパールネックレスには、結婚式などの慶事とはまた異なる注意事項があります。きちんとマナーを守って参列しましょう。

長さ

お葬式でパールネックレスを着用する際は、40cmから45cmほどの短いタイプを選びましょう。50cm以上の長いネックレスには「不幸が長引く」というイメージがあるため、お葬式の場ではロングタイプはNGです。また、二連や三連のネックレスにも「不幸が重なる」という意味合いがあります。お葬式では二連や三連のネックレスは避け、シンプルな一連のパールネックレスを身に着けましょう。

大きさ

パール一粒の大きさに関するマナーは、基本的に結婚式と同様です。自分の体型に合ったサイズのパールを選ぶと良いでしょう。アコヤ真珠やグレーパールなら7-8mm、黒蝶真珠なら10mm程度がおすすめです。

お葬式などの弔事では、年代に合わせてパールの色を選びましょう。20代は白色のパール、30代からは主張の激しくない、優しい輝きが魅力のグレーパール、50代からは略礼装にもなる重厚な黒蝶真珠がおすすめです。

詳しくは▶︎喪服にはパールネックレスがいる?いらない?弔事のアクセサリーマナーを徹底解説!

 

冠婚葬祭用に買ったパールネックレスは普段使いできる?

冠婚葬祭用に購入したパールネックレスは普段使いしてもいい? 「冠婚葬祭のためにもパールネックレスを持っておきたいけど、結婚式やお葬式でしか身に着けないから購入をためらっている」という方もおられるかもしれません。結論からいうと、冠婚葬祭用に購入したパールネックレスでも普段使いは可能です。

一連のパールネックレスも40cmほどの長さで着用し、カジュアルファッションに合わせれば、品の良いチョーカーとして装うことができます。パールネックレス単体だと使いづらいという場合は、華奢なシルバーネックレスと組み合わせてみましょう。一気に抜け感が出るため、あらゆるファッションに合わせやすくなります。パールネックレスを二重、三重にして、ブレスレットにアレンジするのも人気ですよ。

 

2023年 冠婚葬祭のパールネックレスの相場は?

冠婚葬祭のパールネックレスの相場

冠婚葬祭は、人生を過ごす中で不定期に訪れます。そのため、冠婚葬祭に最適なパールネックレスは、長い年数を経ても変わらぬ輝きを宿す質の高いものが求められます。長持ちする品質の優れたパールネックレスの相場は、アコヤ真珠なら30万円から50万円、黒蝶真珠なら40万円から60万円ほどが一番よく売れています。

 

パールネックレスの価格はどのように決まる?

パールネックレスの価格は、真珠の形・マキ・キズ・テリ・色、そして連相の品質によって異なります。形が真円でキズもなく、厚いマキと深みのあるテリ、美しい干渉色を持つ真珠ほど品質が優れているとされています。また、ネックレスにした際に、真珠の色合いや大きさのバランスが取れている、連相の良い商品ほど価値が高まります。

もちろん、30万円を超過していればこれら6つの要素がすべて完璧というわけではありません。とはいえ、6つの要素がそれぞれ優れていればいるほど高品質となるため、おのずと価格も高くなります。

 

30万円を下回るパールネックレスは劣化が早いことも

20万円を下回ると、ほとんどの真珠に加工キズが見られるようになります。品質の優れた真珠であっても必ず天然キズはありますが、天然キズとは異なり、加工キズは真珠の劣化を早めてしまうため、長持ちしません。多少品質に問題があっても安い商品が欲しい場合は20万円以下のものでもかまいませんが、長持ちするパールネックレスをお求めの場合は、30万円以上必要になります。

 

淡水真珠のネックレスは冠婚葬祭で着けないほうがいい

パールネックレスをお探しの方の中には、「できるだけ相場より安いパールネックレスが欲しい」と考えている方も多いでしょう。相場より安いパールネックレスとして、淡水真珠を用いたパールネックレスが挙げられます。

淡水真珠の価格はとても安い

淡水真珠は、イケチョウ貝などの淡水生の母貝から採れる真珠です。琵琶湖などから採れる日本産もありますが、ほとんどが中国産であり、大変お安い価格帯で販売されています。なお、アコヤ真珠や白蝶真珠と誤認させて販売する業者もいるため注意が必要です。

淡水真珠はカジュアル感が強い

淡水真珠はファッション性が高く、普段着として見られる傾向があるため、冠婚葬祭には不向きといえます。また、染色や着色が施されていた淡水真珠も多く、変色しやすく長持ちしないというデメリットもあります。

バロック真珠は「角が立つ」

大きく変形している真珠も多く見られ、変形で角のあるバロック真珠は「角が立つ」という意味を持ってしまうため、冠婚葬祭には適しません。冠婚葬祭は、新郎新婦や故人に礼節を尽くし、敬意を払わなくてはならない場です。そのため、ファッション性の高い淡水真珠は避け、美しさが保証されている海水のパールネックレスがおすすめです。

 

冠婚葬祭のパールネックレスはどこで買う?

冠婚葬祭のパールネックレスはどこで買う?

近年、パールネックレスは百貨店や宝石店のみならず、通販でも手軽に購入できるようになりました。購入手段が増えた分、どこでパールネックレスを買うべきか悩んでしまいますよね。結論からいうと、冠婚葬祭に着用するパールネックレスは、真珠の専門店で買うのがおすすめです。

 

真珠専門店は品揃えが豊富

真珠の専門店では、優れた品質の商品のみが販売されています。どの専門店でも、プロが厳格に選び抜いた価値ある真珠が採用されており、「本物」を楽しむことができます。百貨店などでは取り扱われていないようなパールジュエリーが豊富に揃っている点も魅力です。

 

メンテナンスがしっかりした真珠専門店

真珠の専門店はアフターサービスも充実しており、購入後に不具合が生じた際も保証してもらえることがほとんどです。真珠は着用後に拭くだけで長持ちするのですが、それを長年怠ってしまうと、真珠の光沢が徐々に失われたり、パールネックレスが切れたりしてしまうことがあります。実店舗を構えている専門店では、糸替えやリフレッシュを快く行ってくれるため、パールネックレスを長く使用することができます。

 

知識が豊富な店員さんがいる真珠専門店

真珠の専門店には、真珠に関する知識が豊富なパールシニアアドバイザーなどが在籍しています。真珠に関する基礎知識はもちろん、真珠の価値や魅力について熟知しているパールシニアアドバイザーがいる店舗なら、購入の際にまさに自分が求める理想の真珠を提案してもらえます。

冠婚葬祭に着用できるパールネックレスは、決して安い買い物ではありません。失敗を避けるためにも、パールネックレスを購入する際は信頼の置ける真珠の専門店を選びましょう。専門店まで足を伸ばすのが難しいという方は、真珠専門店が運営しているオンラインショップがおすすめですよ。

 

冠婚葬祭のパールネックレスのおすすめブランド

冠婚葬祭のパールネックレスのおすすめブランド

「冠婚葬祭のパールネックレスは専門店で買うべきってことは分かったけど、具体的にどんなお店があるの?」と疑問ですよね。ここからは、冠婚葬祭のパールネックレスを購入する際におすすめの真珠の専門店を3つ紹介します。それぞれのブランドの特徴や魅力を解説しますので、パールネックレスを選ぶ際はぜひ参考にしてください。

 

ミキモト

ミキモトは、海外でも高く評価されている国産のパールブランドです。創業者である御木本幸吉氏は「世界中の女性を真珠で飾りたい」という夢を抱き、1893年に世界で初めて真珠の養殖を成功させました。以来、ミキモトは真珠の養殖から浜揚げ、ジュエリーデザインなどをすべて自社で行っています。ミキモトでは、独自の評価基準を採用し、厳しい目で選び抜かれた最高級品質のアコヤ真珠を「ミキモトパール」と呼称しています。ミキモトパールは着用した人の魅力を引き出すジュエリーとして、多くの人から愛されています。

 

タサキ

タサキは、1954年に創業した日本のジュエリーブランドです。養殖から行っている最高品質の真珠と、直接仕入れを行っているダイヤモンドを組み合わせたジュエリーなどを販売しています。近年の流行やトレンドを取り入れたデザインが人気を博し、国内外問わず多くの人に愛用されています。また、新素材の開発にも力を入れており、サクラピンクゴールドという新たな素材を造り出した点も特徴です。淡い桜色と純白のパールの組み合わせは見た目にも愛らしく、女性の美しさや気品を際立たせる商品として注目されています。

 

ERIS VELINA

エリスヴェリーナは、1975年に創業したフォーマル専門店が展開しているパールブランドです。真珠の実体色と干渉色が織り成す輝きと色を大切にしており、希少な無調色真珠だけを採用しています。日本真珠振興会認定パールシニアアドバイザーによって厳選された真珠は、国内の宝飾職人の手によって、美しい一粒パールや一連のパールネックレスへと姿を変え、多くの女性の衿元を輝かせています。また、ERIS VELINAは比較的手の届きやすい価格でパールジュエリーを販売している点も魅力です。

 

冠婚葬祭で「ERIS VELINA」のパールネックレスが選ばれる6つの理由

冠婚葬祭のパールネックレスで「ERIS VELINA」が選ばれる理由

ERIS VELINAのパールネックレスは、多くの方々に冠婚葬祭の場で愛用されています。以下で、ERIS VELINAのパールネックレスがどうして冠婚葬祭で選ばれるのか、その6つの理由を詳しくご紹介いたします。

  1. 冠婚葬祭のフォーマルに特化してきた50年
  2. 美しいテリと深みのある色調
  3. 長持ちする真珠層の巻き
  4. 高品質ながらリーズナブルな価格
  5. パールシニアアドバイザーが在籍
  6. 充実したメンテナンスサポート

それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。

 

1.冠婚葬祭のフォーマルに特化してきた50年

ERIS VELINAは、約50年の長きにわたり、冠婚葬祭のフォーマルや嫁入り道具の専門店として活躍してきました。長年の経験とそれに基づく知識と技術を持ち合わせているため、冠婚葬祭のニーズに合わせたパールネックレスをお作りできています。

 

2.美しいテリと奥深い色調

ERIS VELINAの真珠の魅力は、その美しいテリと深みのある色合いです。テリによって生み出される自然な優しい光沢は、過度な研磨やホワイトニングでは得ることのできない本物の美しさといえるでしょう。また、厚い巻きがもたらす色調は、干渉色と実体色が複雑に織り成されており、趣のある彩となって女性の衿元を輝かせます。

 

3.長持ちする真珠層の巻き

ERIS VELINAの真珠は、巻きがしっかりしており長持ちします。わずかに天然キズや変形が見られるものもありますが、それらは時間をかけて丁寧に養殖がなされ、きちんと真珠層の巻きがある証拠でもあります。真珠層が厚く、加工キズのない真珠は長持ちするため、長い年数にわたってご利用いただけます。

 

4.高品質ながらリーズナブルな価格

ERIS VELINAでは、冠婚葬祭のパールネックレスが29万8千円という比較的リーズナブルな価格からお買い求めいただけます。価格がリーズナブルであっても、アクセサリーに使用している真珠が高品質であることに変わりはありません。ERIS VELINAは、高品質な真珠を特別価格で仕入れており、かつ中間マージンをカットしています。そのため、比較的お求めやすい価格でお買い物をすることができるのです。

 

5.パールシニアアドバイザーが在籍

ERIS VELINAには、日本真珠振興会が認定するパールシニアアドバイザーが在籍しています。パールシニアアドバイザーは、真珠に関する知識を豊富に持っています。長年にわたる真珠の取り扱い経験を活かし、プロ目線の厳格な評価基準で品質の優れた真珠のみを選び抜いています。

 

6.充実したメンテナンスサポート

ERIS VELINAでパールネックレスを購入すると、90日間保証サービスを受けることができます。そのため、万が一購入後に不具合が起こっても安心です。さらに、一連のパールネックレスを購入した場合は、7年間無料でメンテナンスを受けることも可能です。一つのアイテムを長く大切に使い続けたい方には、ERIS VELINAがおすすめです。

 

冠婚葬祭のパールネックレスなら真珠専門店へ

冠婚葬祭のパールネックレスなら真珠専門店へ

冠婚葬祭の場では、喜びや悲しみの涙を意味するパールネックレスの着用が推奨されています。人生の節目に訪れる冠婚葬祭。家族の大切な思い出や幸せを末永く彩るためにも、長く使い続けられるパールネックレスを手元に置いておきましょう。

パールネックレスは、着用後に拭くだけで長持ちしますが、数年に一度、糸替えやリフレッシュ加工などをすればさらに長持ちする宝石です。そのため、冠婚葬祭のパールネックレスをお買い求めの際は、アフターサービスやメンテナンスが充実している真珠専門店を探しましょう。長い人生の中で、大切な家族と歩みをともにするパールネックレス。この機会にぜひ、お気に入りの1本を見つけてみてくださいね。

関連記事▶︎パールネックレスの糸替えの時期やどこで頼めばいいのか、自分で糸替えできるかまで詳しく解説

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