【チェーンの選び方】普段使いする一粒パールにピッタリなチェーンの種類・長さ・金属とは?

パールペンダントに合うチェーンの選び方|チェーンのデザインから種類、長さ、素材まで徹底解説

目次

ふんわりとした光を放つパールは、他の宝石と違って大きい珠のサイズでも主張しすぎず、普段着にも合わせやすいジュエリーです。

パールがフォーマルに感じるのは冠婚葬祭で着用される一連のネックレスのイメージがあるから。一粒パールペンダントとチェーンを組み合わせた「一粒パールネックレス」であれば普段使いに最適です。

この記事では、そんな一粒パールペンダントにピッタリのおすすめチェーンをご紹介します。

パールネックレスの選び方については以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。▶︎【パールネックレスの選び方】長さ・年代別・価格などパールジュエリーを選ぶ方法を紹介

 

そもそもペンダントとネックレスの違いとは

パールペンダント

チェーンをご紹介する前に、ペンダントとネックレスの違いについて説明しましょう。

ネックレスは首回りに着けるジュエリーの総称で、その中にはチェーン、連タイプ、ペンダントタイプなど様々なタイプがあります。

ペンダントネックレスとは、吊り下がる部分(ペンダントトップ)が特徴的なネックレスで、多くはチェーンとペンダントトップが別々になっているものを指します。

ペンダントトップは取り外し可能で、チェーンの付け替えができるものもあります。チェーンを変えるだけでペンダントのイメージが大きく変わるため、付け替えることで様々な雰囲気を楽しむことができます。

 

普段使いのパールペンダントに合うチェーンとは

それでは、普段使いにぴったりのパールペンダント用チェーンにはどのようなものがあるでしょうか。

パールペンダントは、チェーンによって大きく印象が変わるジュエリーです。パールは他の宝石に比べて大ぶりで肌馴染みが良く、どんな装飾とも相性が良いため、チェーンの種類によってはパーティ用のジュエリーにもなりえます。

そのため、チェーンを場面に合わせて使い分けるのが一般的です。今回は、日常使いに最適で、入手しやすく、豊富な太さが選べる3種類のチェーンをご紹介します。

 

【ベネチアン】高級感と実用性のあるチェーン

ベネチアンチェーン

ベネチアンチェーンは、小さな箱を幾つも連ねたような構造で、シャープな輝きが特徴です。その上品さと高級感は、パールやダイヤモンドの一粒ネックレスなど高級でシンプルなペンダントトップとも良く合います。これも大きな魅力の一つです。

凹凸が少ないため、肌触りが非常に滑らかで、引っかかりがなく、普段使いにおいても長時間身につけていてもストレスがありません。目が詰まっているために重みがあり、細くても丈夫です。

総合的に見ても非常に使いやすく、また、修理もしやすいため、万が一切れてしまっても元の状態に戻しやすいのがベネチアンチェーンの特徴です。

ベネチアンチェーンは下記のページでご紹介しています。
▶︎PT850 ベネチアン チェーン スライド式 45cm 2.52g 0.8mm プラチナ

 

【カットアズキ】カジュアルで抜け感が嬉しいチェーン

カットアズキチェーン

カットアズキチェーンは、チェーンの王道と言える基本型です。小さな輪、通称「アズキ」を連結して作られるこのチェーンは、その名の通りアズキの形をしています。カットアズキは輪の表面にカットが施されており、通常のアズキチェーンよりも細やかに輝くのが特徴です。

輪になったチェーンは空間が空いているため、程よい抜け感があり、パールペンダントと合わせるとパールの上品さを保ちつつカジュアルな装いへと変わります。どんなペンダントトップとも相性が良く、一本持っていると非常に重宝します。

カットアズキチェーンは下記のページでご紹介しています。
▶︎K18WG カットアズキ チェーン スライド式 45cm 0.89g 0.5mm ホワイトゴールド

 

【カットボール】繊細で気取らない美しさが魅力のチェーン

カットボールチェーン

カットボールチェーンは、小さなボール状のパーツを連結して作られています。ボールには面がカットされており、ダイヤモンドのようにキラキラと強く輝くのが特徴です。

パールペンダントは通常、落ち着いた雰囲気を持ちますが、カットボールチェーンを組み合わせることで、一気に華やかな印象に変わります。さらに、カットボールの間のチェーン部分が細いため、チェーン全体が繊細な印象を与え、普段使いにもさりげなく楽しむことができます。

 

チェーンが美しく見える長さとは

チェーンの長さ

チェーンが美しく見える長さがあることをご存じですか?

ペンダントネックレスの基本的な長さは40〜50cmで、これだとペンダントトップがちょうど鎖骨の下に収まって安定します。ペンダントトップが中心にV字を形成すると、チェーンが弛まず、首回りがすっきりとした印象になります。もし息苦しさを感じた場合は、数cmずつ調整しましょう。
パールの表面には独特の虹色の光沢があり、これが顔の影(しわなど)を消し、顔色を良くする効果があると言われています。とても嬉しい効果ですね。しかし、チェーンの長さが長すぎるとたるんでしまい、全体が少しやぼったく見えることがあります。

特にパールペンダントは胸の上でコロコロと転がるため、長すぎるとペンダントトップが安定せず、見栄えが良くありません。首の太さは人それぞれで、その時の服装もさまざまです。長さ調節が可能なアジャスター付きのチェーンを選ぶと非常に便利です。

 

チェーンの素材でペンダントの印象が変わる

パールペンダントに合わせるチェーンの素材で顔周りの印象も大きく変わります。自分が楽しめる理想のイメージはどんな色でしょうか。

 

クールなプラチナ、ホワイトゴールド(PT850/K18WG)

ホワイトボールドのアズキチェーン

プラチナなどのホワイト色系のチェーンは、どんな色合いのお洋服にも合わせやすく、普段使いに非常に便利です。パールペンダントと合わせると、クールで上品な印象になりますから、お仕事用のスーツスタイルなどフォーマルな場にもぴったりです。

また、真珠の色に干渉しないホワイト色は、パールの色味や品質を際立たせます。ゴールデンパールや黒蝶真珠の色の美しさを十分に引き出すのもホワイト色系チェーンの特長です。

アコヤ真珠や白蝶真珠などと合わせた場合、パールと地金がお互いの良さを引き立て合い、調和の取れたパールペンダントネックレスに仕上がります。

プラチナとホワイトゴールドには見た目の大きな違いはありませんので、ペンダントトップの素材に合わせるのが無難です。

ホワイト色系のチェーンは以下でご紹介しています。
▶︎PT850 カットアズキ チェーン スライド式 45cm 1.06g 0.5mm プラチナ

▶︎K18WG カットアズキ チェーン スライド式 45cm 0.89g 0.5mm ホワイトゴールド

 

華やかなイエローゴールド(K18YG)

イエローゴールドのアズキチェーン

イエローゴールドのチェーンは、華やかで遊び心があり、フォーマルになりがちなパールをカジュアルな印象に変えてくれます。

普段使いにも使いやすく、目を引くインパクトがあります。特にゴールデンパールと合わせると、その華やかさが一層際立ちます。白蝶真珠やアコヤ真珠との組み合わせは、抜け感が生まれてラフなスタイルとの相性が良くなります。また、黒蝶真珠と組み合わせると、モダンで面白いスタイリングが楽しめるかもしれません。

イエローゴールドはパールの種類に応じて様々な表情を楽しめるチェーンですので、普段使いでも多様なコーデに応用することができます。

イエローゴールドのチェーンは以下でご紹介しています。
▶︎K18YG カットアズキ チェーン スライド式 45cm 0.84g 0.5mm イエローゴールド

 

肌馴染みの良いピンクゴールド(K18PG)

K18ピンクゴールドチェーン

ピンクゴールドの最大の特徴は肌なじみの良さです。大ぶりなデザインのチェーンであっても、ピンクゴールドなら肌に馴染み、大げさに見えません。これは普段使いに最適なチェーンですね。

あまりジュエリー感を出したくない時や、ジュエリーに慣れていない方にもおすすめです。ピンクゴールドのチェーンを使用すると、トップだけが目立つように見え、ペンダントトップを自然に引き立てることができます。

シロチョウパールやアコヤ真珠との相性がいいです。アコヤ真珠はピンクの干渉色が出やすいものと特に相性が良いですよ。ゴールデンパールと組み合わせると、華やかさがやや抑えられ、フェミニンな印象になります。また、ミステリアスな雰囲気のクロチョウパールもおすすめです。

ピンクゴールドのチェーンは以下でご紹介しています。
▶︎K18PG カットアズキ チェーン スライド式 45cm 0.81g 0.5mm ピンクゴールド

 

金属アレルギーでなくても地金の純度にこだわって

金属アレルギー対策

ここまで一粒パールと合わせるチェーンのデザインや地金の種類についてお伝えしてきましたが、購入時にしばしば見落とされがちなのが、チェーンに使われている地金の純度です。純度が高い地金を気にするべき理由は、金属アレルギーを起こしにくいという特性があるからです。

 

首元は汗をかきやすくデリケートな部分

普段はアレルギーがない人でも、体調が落ちた時などに金属アレルギーを発症することがあります。そのため、ネックレスを選ぶ際は、できる限り純度の高い素材を選ぶことが推奨されます。 

強度のある素材を選ぶ

最も純度が高い金はK24、プラチナはPt1000と表示されますが、これらは非常に柔らかく、ジュエリーとしては不向きです。ジュエリー制作時には純度を低くし、強度を増すために他の金属を混合します。

日本で主に使用されるチェーンの純度はK18やPt850で、これらには若干の割金が含まれていますが、それでも細いチェーンであっても十分な強度が保たれています。 

パールの使い勝手の良さ

パールは金属アレルギーを起こさないため、金属アレルギーを持つ人にも着けやすいアイテムです。日常的に使用するアイテムであっても、良質な素材とパールを選ぶことで、他の人とは一線を画す、あなただけの美しさを引き出すことができるでしょう。

 

一粒パールネックレスがデコルテを美しく

デコルテの美しい女性

今回は「パールペンダントを普段使いで楽しめる、おすすめチェーン3選」として、ベネチアンチェーン、カットアズキチェーン、カットボールチェーンの3種類をご紹介しました。これらのチェーンを使って、あなたらしいネックレスを見つけてくださいね。

おすすめするパールペンダントは無調色真珠です。真珠の街、神戸で生まれたブランド「ERIS VELINA(エリスヴェリーナ)」は、「光の価値」を追求するジャパンブランドです。当ブランドは、美しく高品質な無調色の真珠のみを使用しています。

無調色真珠とは、通常施される調色処理をしていない状態の真珠を指し、このような真珠は市場において非常に希少です。加工を施さず、真珠本来の美しさをそのままに感じていただけることでしょう。

ホワイト、イエロー、ピンクの3種類のK18を使用した一粒パールペンダントは、シンプルなものからダイヤモンド、誕生石を使ったカラフルで楽しいデザインまで多岐にわたります。多彩なデザインから、あなたにぴったりの特別な一つを選んでくださいね。

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