真珠が持つ意味とは?冠婚葬祭のフォーマルや家族への贈り物として使いたい方に徹底解説!

真珠が持つ意味とは?冠婚葬祭・嫁入り道具・厄除けにぴったりなパールネックレスを徹底解説!

目次

大人の女性が責任ある立場となり、仕事や母親としての役割が増えるにつれ、真珠は特別なネックレスとして身に着ける機会が増えます。それにも関わらず、この美しい真珠にどのような「意味」が込められているのかを正確に理解していない方も少なくないでしょう。

冠婚葬祭などのフォーマルなシーンで真珠が選ばれる理由を知らずに、間違ったネックレスを選んでしまうと、恥をかくだけでなく、相手に対して失礼にもなりかねないのです。

本記事では、真珠が持つさまざまな「意味」と、それぞれのシチュエーションに応じた選び方をご紹介します。真珠をプレゼントする際も、その「意味」が重要となりますので、ぜひ、本記事を参考に、最適な真珠の選び方を学んでみてください。

 真珠については以下の記事でも詳しく紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。

【真珠とは?】宝石としての真珠の定義や名前の由来、真珠養殖の歴史、世界に伝わる伝説を紹介

真珠が持つ意味とは?

真珠が持つ意味とは

世界最古の宝石といわれている真珠には、数々の意味や伝説があります。真珠の意味を知ることは、その後の人生や家族との付き合い方にも良い影響を与えます。一つずつ解説していきましょう。

 

真珠の石言葉

花に花言葉があるように、宝石にも石言葉があります。真珠の石言葉は「純粋無垢・純潔・富・健康」です。 古代エジプトのクレオパトラや中国の西太后が真珠を溶かして飲んでいた、という伝説が残されている通り、真珠は古来より「健康」と「美」の象徴として親しまれていました。現代でも、真珠パウダーはサプリメント薬として販売されています。

また、歴代の女帝や王妃がこぞって魅了されたことから、真珠は「富」の象徴にもなっています。健康も富も、古くから人々にとって重要なテーマです。そんな意味合いを持つ真珠も、また古くから貴重で重要な宝石と位置づけられています。

 

色で変わる真珠の意味

真珠と聞くと、アコヤ真珠をイメージする方が多いかもしれません。しかし、真珠は種類によって色が異なり、それぞれの色によっても意味合いが変わります。 アコヤ真珠は「魅力・母性愛・絆」という意味合いを持ち、クロチョウ真珠は「静かな力強さ・実行力・意志力」、シロチョウ真珠は「豊かさ・高貴・安産・安住」という意味合いを持ちます。この色別の意味合いを知ることで、目的や用途に合わせた真珠を選べるでしょう。

 真珠の色については以下の記事でも紹介しています。

真珠の色はなぜ違う?真珠の干渉色や実体色、テリ・巻きとの関係、色が長持ちするお手入れまで徹底解説

真珠の意味=愛する人への涙

真珠には別名があり、人魚の涙とも呼ばれています。その由来は、「恋をした人魚が流した涙が真珠になった」という伝説からです。この伝説は世界中で語り継がれていて、海で働く方々にとってのお守りとしても選ばれています。 また、真珠には涙の象徴という意味合いもあります。古くから冠婚葬祭の場では涙がつきものですが、そんなフォーマルな場でも涙を象徴とする真珠は欠かせません。

 

真珠の意味=月のしずく

貝の中から出てきた真珠の美しさに驚いた古代ローマ人が、真珠を月のしずくと称えたという話が残されています。クレオパトラも愛用していたことから、古代ローマ帝国時代にはすでに真珠は人々を魅了していたのでしょう。美しくもどこか優しさのある輝きは、月のイメージにピッタリですね。

 世界で考えられる真珠の意味や歴史については以下の記事でも紹介しています。

【真珠の歴史を解き明かす】東洋・西洋の文化を辿る真珠の魅力と養殖技術の進化とは

冠婚葬祭に欠かせないパールネックレスの意味とは

冠婚葬祭に欠かせない真珠のネックレスの意味

真珠は、冠婚葬祭に身に着けるフォーマルネックレスのイメージがあるかと思います。真珠と冠婚葬祭との関係について解説していきましょう。

 

冠婚葬祭にふさわしいパールネックレス

大人になると、冠婚葬祭などの重要な場では、フォーマルネックレスが身だしなみとして大切です。だからといって、葬儀などの厳粛な場にダイヤモンドなどの華美なネックレスを選んでしまうと、場の雰囲気と合わなくなってしまうことも。慶事でも弔事でもパールネックレスの控えめでありながら美しい輝きは適任です。

 

慶事のパールネックレスの選び方

結婚式や記念式典などの慶事の場では、上品さを演出することが大切です。そんな場には、以下のような真珠がよく合うでしょう。

  • アコヤ真珠
  • シロチョウ真珠
  • クロチョウ真珠

アコヤ真珠はその控えめな大きさと美しいテリで、慶事の席の装いを引き立てます。シロチョウ真珠は存在感のある大きさが特徴で、個性的な印象を演出するのに適しています。おめでたい席にクロチョウ真珠を選ぶ場合、色が明るめのクロチョウ真珠がおすすめです。

 

弔事のパールネックレスの選び方

洋装でお葬式やお通夜に参列する際、フォーマルのネックレスを身に着けるのは一般的なマナーとなっています。弔事の際に適切なパールネックレスは以下のように選ぶとよいでしょう。

  • アコヤパールネックレス
  • グレーパール(アコヤ真珠)ネックレス
  • クロチョウパールネックレス

年齢に応じて、10代後半や20代であれば透明感のあるアコヤパールネックレス、30代からは大人の雰囲気を出すグレーパール(アコヤ真珠)のネックレス、50代以降では落ち着いた印象のクロチョウパールネックレスがおすすめです。

ただし、パールネックレスを選ぶ際には注意が必要です。2連タイプのネックレスは、昔から「不幸が重なる」という意味があるため、マナー違反とされています。ロングタイプのネックレスも「悲しみが長引く」という意味から避けるべきでしょう。さらに、揺れるタイプのイヤリングやピアスも同様に避ける方が無難です。

 

家族の嫁入り道具・厄除け・長寿の祝いに喜ばれるパールネックレスとは

真珠のネックレスは嫁入り道具に最もふさわしい

真珠は、自分用に購入するだけでなく、贈り物として購入される機会も数多くあります。贈り物としての真珠には、下記のような意味があります。

 

20代の嫁入り道具に贈る「アコヤのパールネックレス」の意味

アコヤのパールネックレスは、親から娘への贈り物としても人気です。その理由は、大人になるにつれて冠婚葬祭などでパールネックレスが必要になってくるからです。 社会人になりたての女性の中には、自分でパールネックレスを購入するのはハードルが高いと感じる方もいるかもしれません。

そんな時に、親から娘へ美しいアコヤのパールネックレスを贈ってみてはいかがでしょうか?お嫁入りの道具としても欠かせないアコヤのパールネックレスは、いずれ母になる娘への愛情を込めた贈り物としておすすめです。

 

30代の厄除けに贈る「グレーパールネックレス」の意味

女性の厄年は33歳と37歳と、30代に2回厄年を迎えます。そんな厄除けのお守りとしてよく選ばれるのが、長寿を願う長いものグレーパール(アコヤ真珠)のネックレスであれば、石言葉にもある健康を願う気持ちと、邪気を払うお守りの意味を持つので厄除けに最適です。 弔事が増えてくる30代だからこそ、落ち着きのあるグレーパールのネックレスは、妻や娘の人生に寄り添ってくれることでしょう。 

 

50代以上の母・妻に贈る「クロチョウパールネックレス」の意味

たとえば、60年に一度しかない還暦のお祝い。そんな還暦の贈り物には、クロチョウパールネックレスを選んでみてはいかがでしょうか。クロチョウパールネックレスは年齢を重ねた女性の肌によく馴染み、より一層美しさを引き立ててくれるからです。

クロチョウパールネックレスであれば弔事の際の喪服とも相性が良く、大切な故人をお見送りする際のかけがえのない時間を共有してくれます。より一層の健康を願う意味を込めて、還暦のお祝いにクロチョウパールネックレスを贈ってみてください。

 

フォーマルに最もふさわしい意味を持つ真珠

フォーマルシーンに最もふさわしい意味を持つ真珠

真珠は、「愛する人の涙」や「純粋無垢・純潔・富・健康」、「女性のお守り」といった意味を持ち、古代から現代に至るまで多くの女性を魅了し続けています。特に現代では、フォーマルな場の装いに欠かせないネックレスとしての地位を確立しています。

ERIS VELINAでは、フォーマルなパールネックレスをはじめ、セミフォーマルな場に適した一粒パールなど、多岐にわたるパールネックレスを取り扱っています。 ERIS VELINAの真珠はその長持ちする品質から、冠婚葬祭など人生の重要なイベントを通じて、一緒に歩む信頼のパートナーとなり得るでしょう。

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