お守りの基本を徹底解説

お守りの基本を徹底解説|ご利益の種類や使い方・返納方法も紹介

安産祈願や合格祈願、無病息災、家内安全など、さまざまなご利益をもったお守りがあります。神様の力を宿したお守りには、正しい扱い方があることをご存じでしょうか。

この記事では、お守りのご利益の種類やお守りの使い方、返納方法について詳しく紹介します。普段何気なく持っているお守りに関する情報をお届けしているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

目次

お守りとは

お守り

お守りは、さまざまな願いを込めた縁起物のひとつです。日本では、主に神社仏閣で授かるものを対象としています。お守りのルーツは縄文時代に遡るとも言われており、当時の装飾品として出土している勾玉なども、神の加護を宿したお守りとしての位置づけであったのではないかという説があります。

日本のお守りは、厄除けや招福などさまざまなご利益がありますが、海外では違います。海外でお守りに最も近いニュアンスで使われている言葉に「Charm」や「Amulet」がありますが、「Charm」はどちらかと言えば小さな幸運を招くもの、「Amulet」は災いから身を守るものというニュアンスで使われる言葉です。

日本のお守りはCharmとAmuletの両方の意味合いを持っており、神様や仏様の加護を得るためのツールとして信仰されてきました。

 

お守りのご利益

お守りのご利益

お守りのご利益にはさまざまなものがあります。以下は、一般的なお守りのご利益です。

縁結び よい人との出会いがあるようにはたらく加護
夫婦円満 夫婦仲が良くなるようにはたらく加護
商売繁盛 商いがうまくいくようにはたらく加護
金運上昇 お金が増える・恵まれるようにはたらく加護
合格祈願 試験に合格するようにはたらく加護
無病息災 病気にかからないようにはたらく加護
安産祈願 無事出産を迎えるようはたらく加護
厄除け 悪い事を避けるようはたらく加護
必勝祈願 勝負に勝つよう働く加護

日本では、奉っている神様にちなんだお守りを扱っている神社仏閣が多い傾向にあります。

そのため、立地や奉っている神様によってはユニークなご利益のお守りを取り扱っていることもあります。羽田空港に近い東京都大田区にある羽田神社では、空の旅路の安全を祈願する「航空安全守り」がありますし、千葉県南房総市にある高家神社では料理の上達を願う「料理上達御守」があります。

厄除けに関しては、以下の記事でも紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。▶女性の厄年は何歳?厄年にやるとよいことは?厄除けのお守りの選び方を徹底解説!

 

お守りの使い方

お守りの使い方

授かったお守りは、基本的に身に付けるようにしましょう。また、ご利益の内容によっては所縁のあるものに近しい場所に置いておくのもよいとされています。

例えば、縁結びや夫婦円満など、自分自身に関するお守りであれば身に付けておくのがよいでしょう。アクセサリーのように身に付けられるものであれば、日常的に装着しておくのがおすすめです。それが難しいのであれば、普段からよく身近に置いている鞄やポーチなどに入れておくのがよいでしょう。

一方で、合格祈願のように勉強に関連しているものなら筆箱の中に入れておいたり、金運上昇なら財布の中にいれておいたりするのがおすすめです。関連するものに近しい場所で保管すると、お守りが目に入る機会が増え、信仰や感謝の気持ちをもちやすくなります。

 

お守りを身に付けられないときは?

お守りを身に付けられない場合は、家で保管しても問題ありません。ただし、引き出しにいれっぱなしにするのは避けましょう。

家に神棚がある場合は、神棚に納めておくのがおすすめです。神棚がない場合は、家のなかでもよく目につく明るい場所に置いておくようにしてください。

 

お守りのNGな扱い方

お守りは神様のご加護を授かった依り代です。ぞんざいに扱ってしまっては、ご加護をいただくことはできないしょう。

乱雑に引き出しにしまって日の目を見ない状態は避けてください。また、鞄につけたりする時も汚れやすい場所は避けた方が無難です。お守りはあくまで神様のご加護を宿した縁起物であるという事を忘れないように扱いましょう。

 

お守りの返納の流れ

お守りの返納の流れ

お守りは神様のご加護を賜った後、神社仏閣へ正しく返納するのが本来の習わしです。続いては、お守りを返納する際の流れについて時期や場所を解説します。

 

返納するのはお炊き上げのタイミングがベスト

一般的に、お守りは1年間持った後に返納するのが望ましいとされています。タイミングとしてはお炊き上げの際に返納するのがよいでしょう。

お炊き上げは、これまで大切にしてきたものや神社仏閣からの加護を賜ったものに対して、感謝の念を込めて供養する儀式です。お守りやお札、破魔矢なども本来はお炊き上げのタイミングで返納し、丁寧に供養するのが望ましいでしょう。

あくまで最も丁寧な供養の方法であり、多くの神社仏閣では一年を通してお守りの返納を受け付けていることが多いです。遠方の神社仏閣で授かったお守りを返納する際など、お炊き上げに関わらず立ち寄った際にお守りを返納できることも多いです。授かった神社で返納について問い合わせてみるのがよいでしょう。

 

返納するのはお守りを授かった神社やお寺

基本的には、お守りを授かった神社仏閣に返納しましょう。その神社に奉られていた神様から加護を授かったものなので、奉られている神様に丁寧にお礼を伝えて返納するのがよいでしょう。

神社仏閣によっては、他の神社仏閣で授かったお守りの返納を受け付けていないケースも多いです。遠方の神社仏閣で授かったお守りのため返納が難しい場合は、お炊き上げや供養のみ対応してもらえないか問い合わせてみるのもよいでしょう。

適切に供養した後であれば、自宅で処分してもよいと考えられています。

 

すぐに返納できない場合は神棚などに置いておく

お炊き上げは、地域によって開催時期が異なりますが、多くの場合1月中旬から下旬にかけて行われます。生憎、お炊き上げの日に返却できなかった人のなかには、それでも丁寧に供養してから返却したいと考えるケースもあるでしょう。

この場合、翌年のお炊き上げまで自宅で保管しておくのもひとつの方法です。自宅に保管する際には、神棚に奉っておくとよいでしょう。神棚がない家庭では、整理整頓された綺麗で明るい場所に置いておくのがおすすめです。引出しなどにしまい込んでしまうのは避けましょう。

 

お守りに期限はある?

お守りの期限

お守りの期限は一般的に1年間と言われています。この期限については所説あります。鎌倉時代には伊勢神宮で全ての神社から返納されたお守りを集めており、車も電車もない当時は、遣いの者が1年かけて全国の神社から返納されたお守りを集めていたそうです。それに由来してお守りは1年で返納すると考えられている説が有力です。

一方で、お守りはそれぞれのご利益に合った返納時期があるとも言われます。例えば、合格祈願のお守りであれば合格した後に返納するのがよいでしょうし、安産祈願なら無事出産を終えた後に返納するのがよいと言われています。

 

お守りに関するQ&A

お守りのQ&A

最後に、お守りに関するさまざまな疑問にお答えします。

お守りは手作りって本当?

神社仏閣によっては、神主などが手作りで作成しているケースもありますが、多くの場合奉製会社という会社に発注しています。

奉製会社では、神社仏閣に奉納される授与品を専門的に生産しており、お守りの他にも絵馬やおみくじなどを取り扱っています。

ちなみに、お守りの中に入っている「内符」は各神社で手作りしていることが多く、紙、木、鉄、布などさまざまな素材で作られます。基本的に神様の力は内符に宿っているため、お守りから出さないようにしましょう。

 

お守りはどこにつけるのがいいの?

日常的に持ち歩き、常に身に付けておくのがよいと言われていますが、最もよいのは首から下げて心臓に近い位置で身に付ける方法です。ジャケットの内ポケットなどもに入れておくのもよいでしょう。

もちろん、無理に首から下げる必要はないため、鞄の中にいれたり関連するものの近くに置いておいたりしても構いません。

 

お守り袋ってなに?

お守り袋とは、お守りを収納しておくための袋です。お守りは汚したり壊したりしてしまうと神様様への失礼にあたります。そのため、汚れや破損を防ぐ目的で収納しておくのがお守り袋です。

巾着型やふくさ型など、さまざまなものがあるため、自分がもっとも持ち歩きやすいものを選ぶとよいでしょう。

 

お守りは複数持っていてもいいの?

お守りを複数持っていたり、異なる神社仏閣のお守りを一緒に持っている事に「これって神様に失礼ではないの?」と思う人もいるでしょう。

お守りはさまざまなご利益のものを複数持っていてもよいですし、異なる神社仏閣で授かったお守り同士を一緒に持っても構いません。神社においては、神道において神々はお互いに干渉せずそれぞれの役割を持っていると考えられています。

ご利益ごとに、それぞれの神様を信仰しているので複数のお守りを持ってもよいと考えられているのです。

 

返納しなくてもいいお守りってあるの?

日本の総氏神である天照大神を奉っている伊勢神宮では、お守りの御利益が永続的に続くと信じられているため、返納は不要と言われています。

ずっと持っていてもよいですが、役割を終えたため返納したいという場合には、返納にも対応してくれるそうです。

伊勢神宮に限らず、お守りは返納しないとバチが当たるという事はありません。思い入れのあるお守りや手元に置いておきたいお守りは、そのまま持ち続けてもよいとされています。神様の加護に感謝して、お守りを大切に扱うことがポイントです。

 

お守りのしきたりを学んで正しく持とう

今回は、お守りについて紹介してきました。お守りは、神様からの加護を賜る信仰の媒体です。縁起物として丁寧に扱う事が大切と言えるでしょう。

神社仏閣で授かるお守りは神様からの加護を、ハンドメイドなど手作りのお守りは作り手の想いを宿すと言われています。

どのようなお守りであっても、大切に扱い、日々加護を頂いている事に感謝して扱ってみてくださいね。

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