ナチュラルブルーの爽やかなアコヤ真珠|希少価値の高い青色をしたアコヤ真珠の魅力とは?

ナチュラルブルーのアコヤ真珠を徹底解説|希少価値が高い青色のアコヤ真珠の魅力とは?

目次

うっすらと青みを帯びたナチュラルブルーと呼ばれる青いアコヤ真珠。養殖の過程でさまざまな条件が重なって偶然作られる「奇跡の色」とも呼ばれており、大変希少価値の高い真珠です。

今回の記事では、ナチュラルブルーのアコヤ真珠の魅力を解説。美しいウルトラブルーの色が作られる理由や、コバルト処理を施されたブルーパールとの違いなどを解説します。

真珠については、以下記事でも詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。▶【真珠とは?】宝石としての真珠の定義や名前の由来、真珠養殖の歴史、世界に伝わる伝説を紹介

また、ただいま「ウルトラブルー真珠」でMakuakeプロジェクトにチャレンジしていますので、ぜひこちらもチェックしてください▶︎【限定54点】超希少なウルトラブルーのアコヤ真珠ペンダント!プラチナチェーン付き

 

自然が作り上げたウルトラブルーのアコヤ真珠

自然が作り上げたブルーのアコヤ真珠

穏やかなリアス式海岸、四季に恵まれた日本特有の気候、先人たちの長年の努力によって培われてきた高い養殖技術により、日本で養殖された国産アコヤ真珠は「世界で最も美しい真珠」と称賛されています。

そんな国産アコヤ真珠の中で、一際強くブルーの干渉色が現れた真珠がウルトラマリンブルーやウルトラスカイブルーと呼ばれています。

 

ナチュラルブルーという表記はNG

ナチュラルブルーという表記はNG

一般社団法人日本真珠振興会が定めた「真珠指針2020」では、『養殖の結果得られた自然の色に対して「ナチュラル」という用語を使用する場合がある』としていますが、『前処理などで色が変わったアコヤ真珠のグレー、ブルーカラーを「ナチュラルグレー」「ナチュラルブルー」、無調色アコヤ真珠を「ナチュラルホワイト」と表現することは認められない』と明記されています。

多くの真珠には有機物や不純物が含まれているため、浜揚げ後にシミ抜きなどの前処理を施し、真珠の魅力を引き出すことが一般的です。

無調色であっても完全に無加工というわけではないため、現行の真珠業界のルールでは、養殖アコヤ真珠を「ナチュラルブルー」と呼ぶことはNGとされています。

しかし、今回の記事では、読者に分かりやすく伝えるため、コバルト処理や染色で色を改変しておらず、自然のままでブルーカラーが強く現れているアコヤ真珠を「ウルトラブルー」と表記させていただきます。

 

真珠の色は「実体色」と「干渉色」の組み合わせで決まる

「無調色アコヤ真珠の色は?」と聞かれると、多くの方が「白」と答えるのではないでしょうか。しかし実際の真珠の色は、「実体色」と「干渉色」と呼ばれる2種類の色が掛け合わさって生まれます。

実体色とは真珠そのものが持つ色で、アコヤ真珠では黄色の色素が薄く入ったクリーム~ホワイト色をしています。干渉色とは、真珠の表面で光が反射して現れる色のことで、ピンク系、ピンクグリーン系、グリーン系などがあります。

実体色と干渉色が影響しあうことによって、さまざまな色合いのアコヤ真珠が誕生するのです。

 

ウルトラブルー色のアコヤ真珠ができる理由

養殖される真珠の大半は養殖期間は1年以内の「当年物」ですが、1年以上養殖され夏を二度越した真珠は「越し物」と呼ばれています。

越し物は養殖期間が長い分だけ、真珠層が厚く巻いていますが、養殖過程で真珠層に有機物が混入することがあります。

有機物の種類や混入の度合いによって、ごく稀にブルーやグレーのような色味を持つ真珠が産出されます。その中でも、特にブルーの色合いが強く現れた真珠がウルトラブルーのアコヤ真珠です。

 

ERIS VELINAのウルトラブルーパール

『ERIS VELINA』では、うっすらと青みを帯びた真珠はマリンブルー、青色がより色濃く出ている真珠をウルトラマリンブルーと呼んでいます。

どちらも透き通った海の色を連想させる神秘的な色合いをしており、その美しさと希少性の高さはまさに「奇跡の色」です。

 

ウルトラブルーのアコヤ真珠の価格相場

ウルトラブルーのアコヤ真珠は、越物が養殖される地域でごく稀に産出される希少性の高い真珠です。さまざまな条件が偶然揃って作り出される奇跡的な色合いなので、一般的なアコヤ真珠に比べると高額で取引されています。

ウルトラブルーのアコヤ真珠を使ったパールジュエリーは、一粒パールのペンダントなら5~10万円、パールネックレスとなると100万円を超えることもあります。

 

コバルトブルーパールとの違いは?

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青色をしたアコヤ真珠として、「コバルトブルーパール」と呼ばれるものがあります。コバルトブルーパールと無調色のウルトラブルーのアコヤ真珠との違いは何でしょうか?

 

コバルトブルーはコバルト処理をされて作られた真珠

コバルトブルーと呼ばれる真珠は、真珠に放射線を照射して色を変えるコバルト処理が施された真珠です。

真珠にコバルト60というガンマ線を照射すると、真珠層には影響せず、真珠の核のみを黒褐色に変色させることができます。コバルト処理は、グレーやブルーグレーのアコヤ真珠を作るために古くから使われている技法です。

コバルト処理を施されたアコヤ真珠の中にはブルーの色調が強く現れるものがあり、コバルトブルーパールと呼ばれています。

コバルト処理を施されたものでも本物の真珠であることは変わらず、コバルト処理がされているからと言って品質が劣るというわけではありません。

しかし、産出量が圧倒的に少ない無調色のウルトラブルーの真珠と比べると、希少性が高いわけではないため評価は劣ります。

 

コバルトブルーと無調色ブルーの見分け方

コバルトブルーと無調色ブルーはどちらもブルー系のアコヤ真珠ですが、簡単な見分け方を紹介します。

①色合いの違いで見分ける

無調色ブルーの真珠は核が白いため透明感があり、内側から青い光で照らしたような、うっすらと青みを帯びた色合いをしています。

②穴口を覗く

コバルト処理をした真珠は、真珠の核が黒褐色に変化するため、パールネックレスの穴口から核を覗くと黒く見えます。無調色ブルーの真珠は核の色は変わらないため穴口から見ると白っぽく見えますが、穴口から黒っぽい有機物が見えることもあります。

③強い光を当てる

コバルト処理をした真珠の核は、核自体が黒褐色化するため全体が真っ黒に見えます。一方、無調色ブルーの真珠は核と真珠層の間にある有機物のみが黒く見えます。

真珠に強い光を当てる光透過法で見比べると、真珠内部の違いがよく分かります。全体的に均一に真っ黒に見えるのがコバルト処理をした真珠で、黒い部分がまだらに見えるのが無調色ブルーの真珠です。

 

ウルトラブルーのパールはこんな方におすすめ!

ナチュラルブルーをおすすめする人

ウルトラブルーのアコヤ真珠は、非常に希少価値の高い真珠です。

そのため、流通量が少なく、取り扱っている業者も限られていますが、通常のアコヤ真珠とは一味違う爽やかな色合いと希少性から、近年人気が高まっています。

ウルトラブルーのアコヤ真珠を使用したパールジュエリーは、次のような方におすすめです。

 

存在感のある一点物のパールジュエリーを身に付けたい方

ウルトラブルーのアコヤ真珠は、養殖の過程でさまざまな条件が揃ったときにのみ生まれる偶然の産物で、二つとして同じものはありません。

そのため、一般的なアコヤ真珠とは異なる神秘的な色合いを持ち、一粒でも圧倒的な存在感を放ちます。

他のパールジュエリーとは一線を画す、個性的で存在感のある一点物をお探しの方には、ウルトラブルーのパールジュエリーがおすすめです。

 

ビジネススーツに似合うパールジュエリーを探している方

ウルトラブルーのアコヤ真珠は、黒やネイビー、チャコールグレーといったダークカラーとの相性が抜群です。

ダークカラーと合わせることで、ウルトラブルーの神秘的な色合いが一層際立ち、より美しく見えます。ビジネスシーンでは派手なジュエリーは避けられることが多いですが、ウルトラブルーのパールジュエリーなら、控えめでありながら上品に装うことができます。

ビジネスシーンにふさわしいジュエリーをお探しの30代〜40代のビジネスウーマンにおすすめです。

 

大人のカジュアルにパールジュエリーを取り入れたい方

ウルトラブルーのパールジュエリーは、カジュアルシーンでも活躍します。

週末のデートやママ友との会食など、ワンピースやアンサンブルにちょっとしたおしゃれを加えたいとき、一粒のブルーパールのペンダントを合わせてみるのはいかがでしょうか?

また、ウルトラブルーはデニムとも相性が良いため、デニムと白シャツといったカジュアルなスタイルにもおすすめです。

 

冠婚葬祭用にワンランク上のパールネックレスを探している方

厳選されたウルトラブルーのアコヤ真珠のみを使ったパールネックレスは、一般的なホワイトのアコヤ真珠のネックレスとは一線を画す独特の存在感があります。

ブラックフォーマルや喪服などの黒い礼装との相性がよく、慶事・弔事を問わず、あらゆる冠婚葬祭の場面で活躍します。

既にアコヤ真珠のネックレスをお持ちの40代〜50代の女性で、ワンランク上のパールネックレスをお探しの方におすすめです。

 

 

『ERIS VELINA』おすすめの無調色ブルーのパールジュエリー3選

ナチュラルブルーのアコヤ真珠販売店

爽やかなブルー色が印象的なウルトラブルーのアコヤ真珠は、その美しさと希少性の高さから真珠愛好家からも注目を集めています。

しかし、産出量が極端に少ないため、取り扱っている真珠業者はごくわずかです。無調色真珠にこだわった真珠専門店『ERIS VELINA(エリスヴェリーナ)』では、無調色のままで美しいブルーのアコヤ真珠を使ったパールジュエリーを取り揃えています。

ここからは、『ERIS VELINA』おすすめの無調色ブルーのパールジュエリーをご紹介します。

 

ブルーアコヤパール ペンダント ネックレス|K10WG カットアズキ チェーン付き

天然のブルー色をした優しい輝きを放つアコヤ真珠、小粒ながら美しく煌めくダイヤモンドのコントラストが印象的な一粒パールのペンダント。

上品な輝きを放つホワイトゴールドのチェーンを使っており、どんな色合いのお洋服にも合わせやすいのが魅力です。普段のワンピースやアンサンブルと合わせるだけで、ぐっとエレガントな装いに変えられるペンダントです。

 

【響】ブルーアコヤパール ペンダント

デザインのシンプル性を極めた『響』シリーズは、カジュアルシーンからセミフォーマルシーンまで、どんな場面でも着用しやすい『ERIS VELINA(エリスヴェリーナ)』のベストセラーです。

銀白色に輝くプラチナのペンダントヘッドと無調色ブルーのアコヤ真珠の調和が美しく、いつまでも大切に身に付けられる上質なパールジュエリーに仕上げました。

お子さんの入学式や卒業式などの学校関連の式典、女友達との会食や観劇など少しおしゃれをしたい日、仕事で大切なプレゼンテーションがある日など、あらゆる場面で自信を持って身に付けられるペンダントです。

 

【星朧】ブルーアコヤパール ペンダント

『星朧(ほしおぼろ)』シリーズは、3粒のメレダイヤを縦に並べた贅沢なデザインが人気のシリーズです。

夜空に煌めく星のようなダイヤモンドの煌めきと、夜空に浮かぶ満月のようなブルーアコヤパールの神秘的な輝きで、女性の胸元を美しくエレガントに飾ります。

結婚記念日や誕生日の外食、友達の結婚式、仕事関連のパーティーなど、普段よりも華やかに装いたい時におすすめのペンダントです。

 

ウルトラブルーのアコヤ真珠でワンランク上の装いを!

真珠の内側から青い光で照らしたような、うっすらと青みがかった独特の色合いをした無調色ブルーのアコヤ真珠。通常のアコヤ真珠とは明らかに違った神秘的な色合いは、多くの真珠愛好家を魅了しています。
国産アコヤ真珠の中でごく稀に産出される希少性の高い真珠で、絶対的な流通量が少ないことから、ウルトラブルーの真珠を使ったパールジュエリーは一点物ばかり。

他の女性と被らない、ワンランク上のパールジュエリーを手にしたいという、パールジュエリーの上級者にこそおすすめです。

神秘的な輝きのウルトラブルーのアコヤ真珠を身に付けてみたいという方は、『ERIS VELINA(エリスヴェリーナ)』のウルトラブルーのパールジュエリーコレクションをぜひご覧ください。

 

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