真珠の種類を徹底解説

【真珠の種類】養殖・天然真珠の名称を一挙紹介!シーン別に選びたい真珠の種類やパールネックレスとは

目次

真珠は母貝の種類、サイズ、形などにより、いろいろな種類に分けられます。日本人が真珠と聞いて真っ先に思い浮かべるアコヤ真珠以外にも、美しい色合いの真珠や唯一無二の形をした真珠などがあり、真珠という宝石の奥深さに驚かされるでしょう。

今回は、定番の養殖真珠の4種類をはじめ、世界で採れるさまざまな真珠の種類を紹介します。真珠の種類について興味がある方はぜひご一読ください。

 

真珠にはいろいろな種類がある?真珠の種類の分け方とは

真珠の種類

真珠と聞くと白くて上品な輝きを持つアコヤ真珠を思い浮かべる方が多いですが、母貝の種類や形などによって実にいろいろな種類があることをご存知でしょうか?

真珠の各種類を紹介する前に、養殖真珠と天然真珠、本真珠とイミテーションパールという、ざっくりとした分け方について解説します。

 

養殖真珠と天然真珠

まず、真珠は養殖真珠と天然真珠の2種類に大別されます。

天然真珠とは人の手が加わることなく、自然にできた真珠です。自然環境の中で育つ母貝の中に偶然入り込んだ小さな異物を核として、真珠層が巻かれることで形成されます。真珠の養殖技術が確立されるまでは真珠と言えば天然真珠のみで、古代の人々が手にした初めての宝石も天然真珠と言われています。

一方、養殖真珠は、海や湖などの真珠養殖場で育てている母貝の体内に、丸い球を核や細胞片などを人の手で埋め込むことで作る真珠です。現在、市場に流通している真珠のほとんどは養殖真珠です。

 

養殖真珠の4大種類とは?

世界には10万種類以上の貝類が生息しているとされていますが、その中で真珠の養殖に使われる貝はわずか6種類です。養殖真珠の中で特に市場に多く出回っている4種類が「養殖真珠の4大種類」と呼ばれています。

「養殖真珠の4大種類」はアコヤ真珠、白蝶真珠、黒蝶真珠、淡水真珠。この4種類に加え、マベ真珠とアワビ真珠の2種類を加えた6種類が養殖真珠です。

 

本真珠とイミテーションパール

宝飾店では本真珠という呼称が使われているのをよく見かけます。本真珠は「本物の真珠」という意味で使われていることが多く、イミテーションパール(フェイクパール)と区別した呼称です。

「本真珠=国内産のアコヤ真珠」というイメージがありますが、幅広い意味では養殖真珠や天然真珠、海水真珠、淡水真珠などあらゆる真珠が本真珠に含まれるため、真珠のプロはあまり使用しない語句です。

また、コットンパールやプラスチックパールなどの真珠に似せて人工的に製造された真珠はイミテーションパールと総称されます。

 

養殖・天然真珠の10種の名称を一挙紹介

真珠の種類

日本では白く上品な輝きを持つアコヤ真珠が有名ですが、真珠は種類によって色、輝き、形などが大きく異なり、それぞれに独特の美しさがあります。

ここからは、日本や世界のさまざまな真珠をご紹介していきます。

 

1.アコヤ真珠|冠婚葬祭にも使える定番の真珠

あこや貝

アコヤ真珠とは、ウグイスガイ科に属するアコヤ貝から採取される真珠で、日本人の多くが真珠と聞いて一番に思い浮かべる定番の真珠です。

他の真珠と比べると小振りで上品なサイズで、真円に近い整った形をしているのが特徴。白雪のような温かみのあるテリを持っており、オリエント効果と呼ばれる虹色のような美しい干渉色が現れることもあります。

アコヤ真珠は、冠婚葬祭に使える一連のパールネックレスからカジュアルな洋服にも合わせやすい一粒のパールネックレスまで、幅広いシーンで使えるのが魅力です。

 アコヤ真珠については、以下の記事でも紹介しています。
アコヤ真珠の見分け方とは|真珠の品質評価や寿命、なぜ高いか、どこで買うかまで徹底解説

 

2.南洋真珠|南半球の温暖な海の中で育つ真珠の総称

南洋真珠とは南半球の温暖な海で育つ真珠の総称です。

シルバーリップのシロチョウ貝から採れる白蝶真珠、ゴールドリップのシロチョウ貝から採れるゴールデンパール、クロチョウ貝から採れる黒蝶真珠が南洋真珠に含まれます。シロチョウ貝もクロチョウ貝も、アコヤ真珠を作るアコヤ貝と同じウグイスガイ科アコヤガイ属に属しています。

 南洋真珠については、以下の記事でも紹介しています。
【南洋真珠とは】白蝶真珠とゴールデンパールのコーデ、顔周りやデコルテに与える効果を徹底解説

 

3.白蝶真珠|大粒で存在感のある「真珠の女王」

白蝶貝

白蝶真珠は、シロチョウ貝の中で貝殻の内側が銀色をしたシルバーリップの貝から採れる真珠で、オーストラリアやインドネシアが主な産地です。

他の真珠と比べると一回りサイズが大きく、直径10mm~12mmが主流で中には15mm以上の大粒の白蝶真珠もあります。真珠層の巻きが厚くてテリが柔らかく、大粒で気品のある輝きを持つことから「真珠の女王」とも称えられています。

一粒でも圧倒的な存在感を発揮する白蝶真珠は、お祝いの席やパーティーシーンなど、華やかさが求められる席での着用に向いています。

 白蝶真珠については、以下の記事でも紹介しています。
【白蝶真珠とは】アコヤ真珠との違いは?どのような特徴・種類がある?シロチョウパールペンダントの利用シーンもご紹介

 

4.ゴールデンパール|黄金色をした芸術的な南洋真珠

ゴールデンパール

ゴールデンパールは、貝殻の内側が金色をしたゴールドリップのシロチョウ貝から採れる真珠です。主な産地はフィリピンで、赤道近くの限られた海域のみで育つため、希少価値の大変高い真珠です。

ゴールデンパールの最大の特徴は、内側から輝くような黄金色と卓越した輝きです。色合いは濃いゴールドカラーのものから薄いクリーム色までさまざまで、一粒一粒違った表情を見せる芸術品のような真珠と言えるでしょう。

深みのある美しい金色と上品でまろやかな輝きを放つゴールデンパールは、結婚式や祝賀会など、華やかなお祝いの席での着用に向いています。

 ゴールデンパールについては、以下の記事でも紹介しています。
【ゴールデンパールとは】価値ある天然ゴールデン色の魅力から染色との違い、身につけ方まで徹底解説

 

5.黒蝶真珠|タヒチアンパールとも呼ばれるシックな黒い真珠

黒蝶貝

黒蝶真珠はインド洋や太平洋の赤道付近に分布するクロチョウ貝から採れる真珠で、主な産地が南太平洋のタヒチ島であることから、タヒチアンパールとも呼ばれています。

黒みがかった色合いが特徴で、ホワイト系の真珠とは一味違ったテイストで楽しめるのが魅力。人工的に染められた黒真珠とは異なり、赤・緑・黄色などを含む多彩な干渉色を持っているため、黒さに深みがあるのが特徴です。

黒蝶真珠はその色合いから弔事に使われる真珠という印象がありますが、ビジネスシーンやセミフォーマルなシーンなど、凛とした大人の女性を印象付けたい場面でも着用しやすい真珠です。

 黒蝶真珠については、以下の記事でも紹介しています。

ブラックパールについてはこちら▶【黒蝶真珠とは】黒真珠との違いや真珠の選び方、一粒パールネックレスの利用シーンまで徹底解説

ブラックリップパールについてはこちら▶ブラックパールとブラックリップパールは違う?黒蝶真珠の石言葉やパワーストーンの意味を紹介

タヒチパールについてはこちら▶【タヒチパール】価値あるタヒチパールとは?ネックレスやペンダントの選び方もご紹介

 

6.淡水パール|湖などの淡水で育つ可憐で可愛らしい真珠

イケチョウ貝

淡水パールは、湖や川などの淡水で育つ母貝からできる真珠の総称です。淡水パールとして流通している真珠の多くは、イケチョウ貝という大型の二枚貝から採れる真珠です。日本でも琵琶湖で養殖されていますが、多くは中国から輸入されています。

淡水パールは楕円形のものが多く、他にもライス、ドロップ、バロックなど形はさまざま。ホワイト、クリーム、ピンク、オレンジなど色のバリエーションも豊富で、着色されたものも多くあります。1つの貝から数多くの真珠が生成されることから、アコヤ真珠や南洋真珠と比べると低価格です。

淡水パールについては次の記事でも詳しく解説しています。
▶︎淡水パールとはどんな真珠?淡水真珠の作り方から価値、なぜ安いかまで解説

 

7.マベパール|「太陽の光」に例えられる半円形の真珠

マベ貝

マベパールは、マベ貝という約25cmほどの大きな二枚貝から採れる真珠です。母貝の内側に張り付いて生成されるため、半球形をしているのが特徴。香港、台湾、インドネシア、奄美大島などで養殖されています。

マベパールは直径10mm~30mmと比較的大きく、薄い結晶が規則正しく並ぶことによって独特の強いテリを生み出します。色は、ホワイト、ブルー、ピンク、黄金色と黄金色などさまざまで、オーロラのような虹色の干渉色が見られます。その大きさと輝きの美しさから、マベパールは「太陽の光」と称えられています。

マベパールについては、次の記事でも詳しく解説しています。
▶︎マベパールとはどんな真珠?マベ貝の産地から宝石としての価値、高価な理由まで解説

 

8.アワビ真珠|深い海の色をした神秘的な色調の真珠

アワビ真珠とは、高級食材として広く知られているアワビ貝から採れる真珠で、アバロンパールとも呼ばれています。アワビ貝は日本、アメリカ、メキシコ、ニュージーランドなどで採れますが、養殖が行われているのはニュージーランドのみで、流通しているアワビ真珠の多くは天然真珠です。

アワビ真珠の特徴は、グレーやブルーがかった独特の色合いをしているのが特徴。深い海の色のような神秘的な色調で、ペンダントやブローチなどに加工されることが多いです。

アワビ真珠については、次の記事でも詳しく解説しています。
▶︎アワビ貝から真珠が取れる?アワビ真珠の作り方から真珠ができる確率、宝石としての価値を解説

 

9.メロパール|優しいオレンジ色をした稀少な真珠

メロパールとは、南シナ海を中心とした海域に生息するハルカゼヤシ貝という巻き貝から採れる真珠です。淡いオレンジの優しい色合いが特徴で、他の真珠とは異なり、真珠層ではなく交差板構造から形成される真珠です。そのため、真珠特有の光沢を作るオリエント効果はないものの、フレームと呼ばれる火焔模様が現れることがあります。

メロパールは養殖が難しく、ごく稀に食用される貝から発見されるのみです。市場に出回ることが少ない希少価値が大変高い真珠のひとつです。

メロパールについては、次の記事でも詳しく解説しています。
▶︎メロパールとはどんな真珠?数千万円で取引されるなど、稀少価値の高いオレンジ色の天然真珠

 

10.コンクパール|ピンク色と火焔模様が美しい南国の真珠

コンクパールは、カリブ海に生息するピンク貝という大型の巻き貝から、ごく稀に採取される天然真珠です。いちごミルクのような濃いピンク色をしているのが特徴で、磁器のような光沢があります。メロパールと同様に真珠層ではなく、交差板構造から成る真珠で、フレームと呼ばれる火焔模様が見られます。

コンクはカリブ海では食用貝として人気がありますが、ジュエリーに使用できるほど大きく美しい真珠が見つかる確率は10万分の1以下と言われています。

コンクパールについては、次の記事でも詳しく解説しています。
▶︎コンクパールとはどんな真珠?ピンク色の火焔模様が美しい天然真珠の産地から特徴、値段まで解説

 

形・サイズが特殊な真珠4選

特殊な形とサイズの真珠

母貝の種類の違いではなく、形やサイズによって特別な名称で呼ばれている真珠もあります。ここからは、形やサイズで区別されている真珠の種類を紹介します。

 

1.ケシ珠真珠|偶然に作られた無核真珠

ケシ真珠とは、アコヤ貝、白蝶貝、黒蝶貝などの母貝の中に、砂などの異物が貝に偶然入って偶然できる無核真珠の総称です。自然環境の中で偶然できるケシ真珠もありますが、養殖されている母貝から見つかることもあります。

ケシ真珠と言う名称は、形やサイズがケシの実に似ていることから付けられました。貝の種類によってアコヤケシや白蝶ケシパールと呼ばれることもあります。

 

2.バロックパール|デコボコとした個性的な形の真珠

バロックパールとは、養殖過程で核に異物が付着して形成された真珠のこと。ポルトガル語で「歪んだ、いびつ」という意味の「BARROCO(バロッコ)」が語源で、その名の通りいびつでデコボコとした形をしているのが特徴です。

バロックパールは変形した養殖真珠の総称で、アコヤ真珠、白蝶真珠、黒蝶真珠、淡水真珠などがあります。以前は商品にならない粗悪品とされていましたが、近年では唯一無二の個性的な形が評価されており、ファッション性の高いパールジュエリーに使われています。

バロックパールについては、次の記事でも詳しく解説しています。
▶︎バロックパールとは?淡水パールとの違いも分かりやすく解説|唯一無二の真珠が人気上昇中

 

3.おさかな真珠|おさかなのような形をしたバロックパールの一種

おさかな真珠は、バロックパールの一種で、尾ひれのような突起が付いたユニークな形をした真珠です。「尻尾付き真珠」や「鬼バロック」とも呼ばれています。

加工しにくく見た目も良くないと廃棄されることもあったおさかな真珠ですが、近年は独特の形をいかしてペンダントやピアスなどに加工されるようになっています。

 

4.ベビーパール|5mm以下の小ぶりで可憐な真珠

ベビーパールとは、小ぶりなサイズの多いアコヤ真珠の中でも特に小さい、5mm以下の真珠です。現在ベビーパールが生産されているのは三重県伊勢湾のみと言われており、アコヤ真珠の総生産量のうちわずか4%に過ぎません。

ベビーパールは極小のサイズ感から可憐な印象があり、従来はフォーマルな印象になる一連パールネックレスでもカジュアルに身に着けやすいのが魅力。一粒ネックレスやピアスは他のジュエリーとも併用しやすく、カジュアルにパールジュエリーを楽しめます。

 ベビーパールについは、以下の記事でも紹介しています。
ベビーパールネックレスとは?普段使いや一粒パールとの相性抜群の注目ジュエリー

 

イミテーションパール 4選

イミテーションのパール

イミテーションパールとは、貝から作られる真珠ではなく、真珠に似せて作られた人工の真珠の総称です。「フェイクパール」や「人工パール」とも呼ばれ、本物の真珠よりも低価格で販売されています。

イミテーションパールと一口に言っても、素材によっていくつか種類があります。以下ではイミテーションパールの代表的なものを紹介します。

 

1.貝パール

貝パールとは、天然の貝核を球体に成形したものを原玉にし、パールエッセンスや真珠箔と呼ばれる塗料を塗り重ねて作られます。何度も塗り重ねることにより多重層反射によるオーロラ効果が生まれ、本物の真珠に近い柔らかな輝きを実現しています。

貝パールはイミテーションパールの中では最も本真珠に近い質感と重量感があり、パッと見ただけでは本真珠との見分けはつきにくいです。

 貝パールについては、以下の記事でも紹介しています。
貝パールと本真珠の違いとは?貝パールの特徴や品質、価格、冠婚葬祭に不向きな理由を解説

 

2.プラスチックパール

プラスチックパールとは、プラスチックの球体を核として真珠箔を施して作られます。見た目は本真珠に近いほどきれいにコーティングされたものもありますが、本真珠や貝パールのような重みはありません。

 

3.ガラスパール

ガラスパールは、成形したガラス玉に真珠箔をコーティングして本真珠に似た輝きを作り出したイミテーションパールです。仕上げに磨きをかけたミガキガラスパールは、表面がより艶やかでオーロラのような輝きを持っています。

ガラスを核としていることから重量もあり、ヴィンテージのコスチュームアクセサリーにもよく使われています。

 

4.コットンパール

コットンパールは、球体に圧縮したコットンを核として、表面にパール加工を施して作られるイミテーションパールです。コットンならではの凹凸が表面に現れ、独特のシワ感で光の反射が穏やかなのが特徴。重量は本物の真珠の6分の1程しかなく、貝パールやガラスパールなどの他のイミテーションパールと比べても軽量です。

本物の真珠とは明らかに異なるコットンの質感が感じられるナチュラルな風合いから、カジュアルに身に着けやすいと人気があります。

 

着用シーンで選ぶ真珠の種類とは|オケージョン別おすすめのパールジュエリーも紹介

さまざまな真珠の種類を紹介しましたが、どの真珠をどんなシーンで着用すべきか悩んでしまう方も多いでしょう。そこで、着用シーンごとにおすすめの真珠の種類を紹介します。

 

結婚式・式典・祝賀会など、慶事のフォーマルな儀礼式

結婚式でのパールネックレス

真珠は、冠婚葬祭で使えるフォーマルな宝石の代名詞です。真珠の中でも最もフォーマル感の強いアコヤ真珠は、結婚式・披露宴・記念式典・祝賀会などの改まった装いが求められるお祝いのシーンに最適です。

また、華やかな印象の白蝶真珠やゴールデンパールも、デザインが派手過ぎないものなら着用可能です。

 

パールネックレス(7.5-8.0mm)2点セット

アコヤ真珠の一連パールネックレスは、冠婚葬祭のあらゆるシーンで活躍する最もスタンダードで最もフォーマルなネックレスです。一流ホテルでの披露宴や記念式典など、どんな格式の高いシーンでも、アコヤ真珠の一連パールネックレスを身に着けていれば間違いありません。

20代から、60代、70代と年齢を重ねてもずっと身に着けられるネックレスなので、成人や結婚を機に手に入れておくと安心です。

▶︎パールネックレス(7.5-8.0mm)2点set|無調色 アコヤ真珠|オーロラRose テリ最強 まき0.4mm ラウンド系 きず少

 

【星彩】一粒 ゴールデンパール ダイヤモンド ホワイトゴールド ペンダント

格式の高いお祝いのシーンで一粒パールをネックレスを身に着けるなら、一粒でも存在感があるゴールデンパールがおすすめです。やわらかな黄金色をしたゴールデンパールの上に、4石のダイヤモンドが星のように輝く贅沢なデザインは、晴れやかなお祝いの気持ちを表現するのに最適です。

▶︎【星彩】一粒 ゴールデンパール ダイヤモンド ホワイトゴールド ペンダント|無調色 白蝶真珠(南洋真珠) 10mm K18WG

 

告別式や通夜、法事など、弔事のフォーマルな儀礼式

弔事のパールネックレス

真珠は古くから涙の象徴とされている宝石で、故人とのお別れの儀式である葬式や告別式で唯一身に着けることが推奨されている宝石です。

弔事の際に身に着ける真珠は、白・グレー・黒のいずれかの色のものが相応しいでしょう。冠婚葬祭に万能に使えるアコヤ真珠、黒みがかった色合いの黒蝶真珠を選べば間違いありません。

 

クロチョウパール ネックレス 8.4-11.0mm

黒蝶真珠の中でも価値が高いとされる、孔雀の羽のような深い緑色に明るい赤色の干渉色を持つ真珠を集めたパールネックレス。格調が高く、50代以上の大人の女性が身に着けるのに相応しいネックレスです。

▶︎クロチョウパール ネックレス 8.4-11.0mm|K14WG イヤリングセット|無調色 黒蝶真珠|オーロラピーコック テリ最強 まき0.8mm ラウンド系 きず少 

 

グレーパール ネックレス 8.0-8.5mm

無調色のアコヤ真珠の中から、ナチュラルなブルー系の干渉色を持つ真珠を厳選したパールネックレスです。ブルーグレーの落ち着いた優しい色合いが、深い悲しみを表現するのにぴったり。白のパールネックレスは既に持っているという方に、おすすめします。

▶︎グレーパール ネックレス 8.0-8.5mm|無調色 アコヤ真珠|ナチュラルブルー系

 

七五三やお宮参りなど、子供のフォーマルな通過儀礼

七五三の母親のパールネックレス

お子さんの健やかな成長を願うお宮参りや七五三といったお祝い行事では、参列する家族の服装もお子さんと服装の格を合わせるのが理想的。

あくまでもお子さんが主役の行事なので、上品で控えめなベージュ・紺・グレーといった定番カラーのセレモニースーツやワンピースを着用される方が多いでしょう。身に着けるジュエリーは、フォーマル感を演出できるアコヤ真珠のジュエリーがおすすめです。

 

パールネックレス(7.0-7.5mm)2点セット

7.0mm〜7.5mmと粒が小さめながら巻きが厚く光沢の優れたアコヤ真珠の一連パールネックレスです。パールネックレスは正装である着物の代わりとなる唯一の略礼装。スーツやワンピースなど洋装で出席する時も、一連のパールネックレスを合わせれば和装に劣らぬフォーマル感を演出できます。 

▶︎パールネックレス(7.0-7.5mm)2点セット|無調色 アコヤ真珠|ほぼ丸形 強い真珠光沢 小きず

 

【響】一粒 アコヤパール プラチナ ペンダント

8.0mmの無調色アコヤ真珠に、凛とした輝きを持つプラチナを合わせた一粒パールのペンダント。流行に左右されないシンプルなデザインなので、どんな洋服ともコーディネートしやすいのが魅力です。お宮参りや七五三はもちろん、幼稚園の卒園式、小中学校の入学式や卒業式など、さまざまなシーンで活躍するでしょう。 

▶︎【響】一粒 アコヤパール プラチナ ペンダント|無調色 アコヤ真珠 8.0mm PT900

 

入学式・卒業式・授業参観など、セミフォーマルな学校行事

授業参観の母の装い

子供の入学式や卒業式、授業参観、三者面談など、セミフォーマルなイベントにも真珠のジュエリーは活躍します。フォーマルとまではいかないけれセレモニースーツなどを着るセミフォーマルな場では、アコヤ真珠や白蝶真珠の一粒ネックレスが最適です。

 

【響】一粒 シロチョウパール イエローゴールド ペンダント

アコヤ真珠よりも一回り大きい白蝶真珠は、一粒でも重厚感がありセミフォーマルな装いに華を添えてくれます。イエローゴールドがシンプルながらエレガントな印象を与え、30代、40代の大人の女性が身に着けるのに相応しいペンダントです。

▶︎【響】一粒 シロチョウパール イエローゴールド ペンダント|無調色 白蝶真珠(南洋真珠) 10mm K18YG

 

デートやママ友とのランチ会など、大人の「きちんと感」を出したいとき

ママ友ランチのアクセサリー

記念日の外食、観劇、ママ友との集まりなど、普段よりもちょっと華やかな雰囲気を出したいシーンでも、パールジュエリーを大いに活用したいもの。

ホワイト系のアコヤ真珠や白蝶真珠の一粒ネックレスはどんな服装にも合わせやすく、いろいろな場面で上品に身に着けることができます。定番以外の真珠なら、黄金色が美しいゴールデンパールや、形のユニークなバロックパールもおすすめです。

 

【姫果】一粒 シロチョウパール ダイヤモンド ホワイトゴールド ペンダント

愛の象徴とされるリンゴをモチーフにした愛らしいペンダント。雪のような白蝶真珠をリンゴの果実に見立て、ホワイトゴールドとダイヤモンドでリンゴの軸と葉を付け加えており、上品ながらも遊び心が感じられる一品です。いつものワンピースと合わせるだけで、グッと愛らしくおしゃれに見えます。

▶︎【姫果】一粒 シロチョウパール ダイヤモンド ホワイトゴールド ペンダント|無調色 白蝶真珠(南洋真珠) 10mm K18WG

 

【水仙】一粒 ゴールデンパール シトリン ピンクトルマリン イエローゴールド ペンダント

内側から光り輝くようなゴールデンパールと、シトリンとピンクトルマリンを組み合わせた、フェミニンで贅沢なネックレスです。シンプルな洋服の時でも、このペンダントを身に着けるだけで大人の女性らしいエレガンスさを演出できるのが魅力。おしゃれに装いたい時のコーデの仕上げとなる一品です。 

▶︎水仙】一粒 ゴールデンパール シトリン ピンクトルマリン イエローゴールド ペンダント|無調色 白蝶真珠(南洋真珠) 10mm K18YG

 

オフィスや就職活動など、セミフォーマルなビジネスシーン

仕事で付けるパール

ビジネスシーンで身に着けるのなら定番のアコヤ真珠や、上品で落ち着いた雰囲気の黒蝶真珠がおすすめです。アコヤ真珠は小粒なサイズ感と控えめな輝きで、ビジネススーツとも合わせやすいでしょう。

凛とした雰囲気を持つ黒蝶真珠は、仕事のできる女性という印象を与えるのに最適。アコヤ真珠も黒蝶真珠も、ベーシックなデザインの一粒ネックレスを選ぶのがおすすめです。

 

【星朧】一粒 クロチョウパール ダイヤモンド プラチナ ペンダント

黒蝶真珠のしっとりと濡れたような黒みがかった色合いを、3粒のダイヤモンドアクセントが引き立てる大人っぽいペンダントです。凛とした上品な印象ながらも、女性らしさを感じさせるデザインで、堅苦しい雰囲気になりがちなビジネスの装いに適度な華やかさを与えてくれるでしょう。

一粒クロチョウパールペンダント【星朧】はこちらでご紹介しています。▶︎【星朧】一粒 クロチョウパール ダイヤモンド プラチナ ペンダント|無調色 黒蝶真珠(タヒチアンパール) 10mm PT900

 

一粒 アコヤパール 誕生石ペンダント ネックレス

小ぶりなアコヤ真珠の上に小粒の誕生石を合わせたペンダントは、堅くなりがちなオフィススタイルに適度な女性らしさを加えてくれます。

誕生石には身を災いから守ってくれたり幸運を呼び寄せたりする力があると、古くから言い伝えられています。ビジネスシーンで自分の実力を発揮できるように、お守りとして身に着けたいネックレスです。

一粒アコヤパールネックレス【1月】はこちらでご紹介しています。▶︎1月 誕生石 ガーネット|一粒 アコヤパール ペンダント ネックレス|無調色アコヤ真珠 8.0mm K10WG|チェーン付き

 

パールジュエリーを購入するなら『ERIS VELINA』で

パールネックレスのERIS VELINA

真珠と聞くと日本人に最も馴染みの深いアコヤ真珠が真っ先に思い浮かびますが、世界には実にさまざまな種類の真珠があります。巻き貝を母貝とするメロパールや形のユニークなマベ真珠など、定番のホワイト系の真珠とは全く違ったテイストで楽しめる真珠も多く、真珠の世界の奥深さに魅了されずにはいられません。

ERIS VELINA(エリスヴェリーナ)』では、無調色真珠の専門ブランドとして、厳しい基準で選ばれた真珠を使ったパールジュエリーを提供しています。アコヤ真珠や白蝶真珠はもちろん、黒みがかった色合いが美しい黒蝶真珠やゴージャスな輝きを持つゴールデンパールのネックレスなど、さまざまな真珠のジュエリーをご用意しています。

冠婚葬祭から日常使いまで万能に使えるアコヤ真珠や、一粒でも圧倒的な存在感のある白蝶真珠やゴールデンパール、凛とした輝きがビジネスシーンにも似合う黒蝶真珠など、着用シーンに合わせていろいろな種類の真珠を使い分けてみてください。

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